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品種特性編

●「コリムナリス、シルバースターはどうして突然枯れるのですか ?」
ゴールドクレストと同じく未だ確かな原因は分からないのです、樹脂胴枯れ病と言われていますが、正確には解明されておりませんので現時点ではこの品種をコニファーリストより削除してしまった方が良いと思います。
何れも小さい苗では問題なく育ちますが、いつの間にか枯れてしまいます。これは大きくなっても突然枯れてしまいます特性がありますから消耗品として割り切るか、最初から別な品種を選ぶ事が良いでしょう。
コニファーの大部分が外国生まれ、当然日本と気候が異なる関係で日本の気候に合わない物と思われます。冷境地で、土壌水分を乾燥気味にして栽培する程度しか対策がないようです。


●「強健種とはどういうことですか ?」
樹勢が強いと言うことです。少々環境の悪い場所でも、肥料など施さなくても元気良く育つ品種の事です。全般に生育スピードの早い品種は強健種と理解されても良いでしょう。
品種例、グリンコーン、エメラルド、エレガンテシマ、クリプシー等


●「ウイルマーもクレストと同じ扱いなんですか ?」
はい、そうです。同じ仲間です。むしろウイルマーの方が葉が密生しているので要注意でしょう。


●「家の北側で日が当たりません、コニファーは育つでしょうか ?」
コニファー全体で見ますと、日陰より日向を好みます。しかしその中でも品種を選べば植裁は可能です。
日陰に強いと言われる種類:ツガ、ヒノキ、スギ、イヌマキの仲間。



●「コニファーガーデンを作りたいのですが、品種選定は ?」
品種選定の基本は、樹型と、葉色の組み合わせです。
高く伸びる物、中間の物、玉になる物、匍匐性の物、更に同じ樹型スタイルでも葉色の違いを選定します、緑、黄色、シルバーグレー等。
生育の早い物は後ろへ、匍匐性の物や、生育の遅い物は手前にします。


●「ホープシーの高価なのは何故 ?また夏は越せますか ?」
現在出回っているいる苗は全て輸入された物が大部分です。
理由は日本では繁殖技術が確立されていないからです、花工房でも接ぎ木をして繁殖をしていますが、接ぎ木1〜2年は全く成長が期待できない上に、トーヒー、モミの仲間は1年に1度、10p程度伸びると1年間の成長が止まります、他のコニファー類は温度があれば年間生育をします、伸びるタイプでは1メートルも伸長するのです、この違いです。また苗の時代は決して丈夫な方とは言えないです。

夏越しですが、関東近郊でしたら問題はないと思います、また気温が高い地方では特に
先端部分にメイガ類が発生して肝心の芯を犯されてしまうので大変観賞価値が下がって
しまいます、年間数回の防除をお奨めします。


●「目隠しに、黄色系で冬茶色に変色しない品種はありますか ?」
クリプシー……………綺麗な黄色です、生け垣には大変向いています。
但し刈り込みが必要です、枝は粗く水平に伸び、一種独特の風情があります。

エレガンテシマ:コリンスゴールド……………エレガンテシマ類は必ずしも冬に茶色になるとは限りません、茶色になるのは気温との関連で温度が高い地方では多分真冬でも緑のはずです。コリンスゴールドは北関東では矢張り茶色になりますが東京近郊でしたら緑のまま冬を越します。

ゴールドライダー……………栽培期間が短いのではっきりは解りませんが、寒い地方では耐寒性に不安がります。

シネンシスオーレア……………綺麗な黄色ですが、生育が遅く生け垣には時間がかかります。


●「暑さに強い品種とは...?」
ビャクシン類の仲間達、コノテガシワの仲間達、ニオイヒバの仲間達。
反対に、暑さに弱い品種として、トヒーの仲間、モミの仲間、ツガの仲間、ローソンヒノキの仲間があります。


●「最大人気の”ホープシー”に付いて...?」
上段でもホープシーに付いて述べましたが、大変問い合わせが多い物ですから具体的にご説明致します。
「ホープシー」とは、Picea Pungns ”Hoopsii”(ピセアプンゲンス、ホープシー)の事です。
原種プンゲンストーヒーの実生苗から沢山の園芸品種が作出選別されています、その園芸種の中で最も色が綺麗だと言われています。葉色がやや白っぽく全体に針葉が太く粗く全体的に荒っぽい感じがします。品種を識別するのは意外と難しいと思います。
将来の樹型を気にするなら”コースター”がお奨めかも。

ホプシーとは、1園芸品種に過ぎません。お米で言うなら「コシヒカリ」です「ひとめぼれ」ではありません。
この仲間には次のような品種があります。
ブルーバッファロー、ブルーミスト、コルベット、ヒルサイド
アイズリーファステイギアタ、アイズリーフォックステル、ラッキーストライク、メイゴールド、ミッションブルー、ミセスセサリニー、オルデンブルグ、オメガ、スノウキスト、セントメアリーなどが国内に入っています。

その他の園芸品種
1.コースター.......最も樹型が良いとされる、余り導入はされていません。
2.グラウカグロボーサー..初めは半球形、将来は広円錐形になる、通常は球形で生育は遅く、年間成長量も5                 p程度。色はホープシーと見分けが付かない。
3.ファットアルバート.. 苗の内から観賞価値があると言うことで、少し普及している、発色は余り良くない。
4.モヘミー........詳細不明
5.モンゴメリー......葉も全体も小型でコニカをシルバー色にした感じで、成長は遅い小スペース地などで                はお勧め
4.実生苗.........プンゲンストーヒーの実生苗、厳重に選別された個体ならホープシーと見分けが付か              ないクラスの物も有る、夏以降に色が落ちやすい。価格は安い。

ホープシーの生育状況
人気ばかりが先行して、確かな情報が発信されていません、以下に花工房が知り得る情報を列記致しました。良く認識をして下さい.....!!
上段でも述べましたが、生長点(リーダー)が自然に立つまでには接ぎ木後最低でも2〜3年はかかります、なかなか芯が立ち上がらず支柱をして強制的に芯を伸ばします。
台木生産から芯が立ち上がるまでに実に5〜6年は経過しています、芯が伸び出しても1年に10p程度の成長率ですから1メートルに育つまでには大変な時間が必要になります。
沢山の生産者が接ぎ木生産に挑戦しましたが皆失敗をしています、育てるのには大変高いハードルのある品種です。他のコニファーとは大きく異なります。

ホープシーの育て方で注意する点
1メートル程度の苗で数万円します、それでもなかなか手に入りません、全て輸入苗だからです。写真で見る限り確かに魅力的な種類ではありますが、色彩だけにこだわるのでしたら、ブルースター、ブルーエンジェル、ブルーヘブン、ムーングロー、等をお奨め致します。
ホープシーは、苗の内は確かに伸びませんが、1.5メートルを越え、樹に力が付きますと年間30p程度生育します、最終樹高は4メートルを越えます。
初心者がいきなり飛びつく品種ではありません。

害虫に付いて
最も困る虫としてシンクイ虫、メイガ類が発生します。、何故困るかと言いますと、生長点部分に卵を産み付けて、やがてそれから上は枯れてしまいます、つまり芯が枯れて無くなってしまうのです。最初の数年は入らないかも知れませんが、必ず発生します、防除は6月から9月頃まで定期的に防除をするしか防ぐ手だてはありません。その他としまして、ケムシ類も好んで発生します。

肥培管理が必要です
生育をさせるだけでしたら問題はありませんが、素晴らしい発色と、樹型を維持するには適切な肥培管理が必要になります。


●「ゴールデンカーペットとマザーローデは違うんでしょうか..?」
基本的には違います。別品種です。両方を比べてもなかなか見分けは付きません。


●「12月から4月末まで土がカチカチに凍り、マイナス15℃位になりますこの
地でコニファーは冬越し出来ますか....?」
コニファー全体から見たら圧倒的に寒さに強い品種が多いです、特に寒冷地向きの品種としては、トウヒ類、モミ類、ツガ類等は寒い方が向いています、反対にやや弱い品種では、クレストの仲間のモントレーイトスギの仲間、ゴールドライダーの仲間でレイランドヒノキ、ニオイヒバの仲間はやや寒さに弱い傾向があります。
冬季寒くても、湿度があり、曇り空が続く地方では比較的冬越しは簡単ですが、反対に晴天続きで日照量が豊富で、乾いた風が吹く地方では耐寒性に厳重注意が要ります、北関東は要注意地域となります。


●「エレガンテシマ.ストリクターと、ピラミダリスオーレアは葉色も外見も同じよう
に見えますが違いは何なんですか.....?」
エレガンテシマストリクターと、ピラミダリスオーレアは実際は別品種です、ですが違いがあるのかと言いますと、全く識別が付きません、大きくなると差が出るらしいですが3メートル程度では2本並べて栽培しても区別が付きません。
その他にエレガンテシマ、エレガンテシマコンパクターがあります、この2種は上記と若干違いが見られますが、通常は識別不可能と思って良いと思います。
更に似た品種で、ビバリエンス、冬に褐色にならないコリンスゴールドがあります、この2種はエレガンテシマ類と比較しますと葉が堅く、粗い感じがしますので識別できますが、目が肥えていないとこれさえも識別出来ないほどよく似ています。


●「ブルーアイスは「刈り込み必要」とありますが、時期はいつ頃で、具体的にはどのようにするのでしょうか....?」
ブルーアイスの苗の時代は思った程横枝は伸びません。無手入れではヒョロットした感じで上にだけ伸びます。
樹勢が付きますと反対に横張樹形となってきます、そのままでも全く問題ありませんが、根張りの悪いプルーアイスは伸びるままに横枝を伸ばしますと自身が立っていられず倒伏へと進んでしまいます。また少しだけ樹形が乱れますので先端部を少しだけ摘めた方が理想的となります。、
時期は芽の伸びる直前か、伸長中。方法は横枝の先端部分を少しだけ摘む程度、決して基部の方までは刈り込まない事、横枝の萌芽力は弱いので深く摘むとその部分だけ痩せてしまいます。横枝の伸びすぎと思われる先端部軽く摘み取って下さい。



●「ロンソンヒノキを植えましたが、1ヶ月後から茶褐色に変色して枯れてしまいました、原因は何なんでしょうか..?」
原因は定かでは無いのですが、簡単に言ってしまえば日本の気候風土に合わない為と思われます。この系統は大きく育った物でもある日突然枯れてしまいます、素晴らしい樹形と色彩ですので万人が好む品種ではありますが、この系統の品種は避けられた方が賢明です。


●「コニファーは金物に弱いと聞きました、剪定の時期や方法に付いて教えて下さい...」
この質問は沢山寄せられます。全く気にする必要はありません、プロは全部刈り込みハサミでザクザクと思い切って刈り込んでいます。時期は萌芽直前がお勧めです、理由は刈り込んだ後が直ぐに解らなくなることです。刈り込んだ部分は確かに茶褐色に変色しますので一時的には見苦しくなります、でも直ぐに新葉で隠れてしまいます。
入梅開け後は刈り込まない方が賢明です。


●「ブルースターの針葉の先が黄色く変色してしまいました、マンションのルーフバルコニーに置いたのでコンクリートの熱と、太陽の日射が原因でしょうか....?」
比較的暑さにも耐ますが、高温によって根が弱ったところに灌水を多めにしたように思われます、この品種はやや乾燥を好みます、水分過剰になりますと葉の先端が黄色に変色してきます、これは通常過湿気味のサインです。
一部には晩秋から春先にかけて黄白色に変色する病気が発生しますが、これはごくまれでして気にする事は無いと思います


●「カナダトウヒの‘コニカ’は普通のコニカと、アルバーテアコニカとがあるそうですが本当でしょうか...?」
当の事は解りません、花工房では全く同一の物だと思っています。以前コニカをアルバーテアコニカと読んだ事があるらしいと言うことですので、2つの名前で流通している物と思います。


●「エンパイヤと言う品種を植えましたが、2〜3ヶ月で枯れてしまいました、花屋さんには日差しが強すぎた為と言われました...」
正式名称は、ロンソンヒノキ‘エルウッズエンパイアー’と言います。上記で出ましたロンソンヒノキです、枯れるべくして枯れたと言うことになります、ロンソンヒノキには絶対に惚れ込まないで下さい。


●「ニオイヒバ系統の日焼けに付いて.......」
通常は気になさらなくても大丈夫です。問題になる環境は、真夏内陸的気候で高温になる地域、通風の悪い場所、特に問題になる場所として西日が当たる場所でコニファーの直ぐ後ろがコンクリートや日射を反射するような構造になっている場所では厳重注意です、西側部分が葉焼けを起こすことがあります。葉焼けしても回復は早いです。
グリンコーン、エメラド等は出来るだけ通風の良い場所へ植えて下さい、ある程度は日陰にも耐えます。
マリソンサルフアーは例外として、植え付け後1〜2年程度葉焼けを起こしますが、根張りが
しっかりすれば解決します。



●「ここ数日(5〜6月頃)、一部のコニファーの下枝の一部が(特に内側)茶色に枯れてきてしまって心配しています。上の方には新芽がどんどん出てきているので、心配ないのでしょうか?」
心配ありません。
この質問は結構多く寄せられています、この症状は新芽の伸びる時期に発生して、成長の落ち着く7月頃には目立たなくなります。この現象は新陳代謝の一種で新芽の伸びに対して古い葉が落ちる現象なのです。品種によって差が多く、樹勢が落ちている樹などでは特に目立ちます、反対に幼木などではあまり発生しません。
植物の持っている自然の生理ですのでご安心下さい。
成長が落ち着く頃には目立たなくなると思います。また庭植で樹性旺盛な樹ではほとんど見られません。


●「コニカは大変デリケートな品種です、管理は万全に....」
コニカは葉が緻密で綺麗な円錐形に育ちます、ツリー用としてもコンパクトでお勧めですが、取り扱いには注意が要りますので下記の事項を良く読んで実施して下さい。
1.出来る限り鉢栽培は控える...初心者での鉢栽培はご注意。
2.排水の良い、良く陽の当たる場所へ植える
3.室内栽培は厳禁....1週間程度の室内栽培は可能
4.ダニ、ケムシが発生するので殺虫剤の散布は必須...オルトラン粒剤がお勧め
5.植え付け後は余程の事がない限り灌水は厳禁...葉水は良い
6.コンクリートの上、外壁の近くには絶対に置かない

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