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■ 病虫害防除と薬剤取り扱いの重要事項

薬剤は人体にも毒性を持ちます。薬剤取り扱いに知識がない人が取り扱うのは非常に危険が伴う事を事前に良く理解して
から実施して下さい。
.薬剤を取り扱う前に十分予備知識を得てから実施する
.薬剤は飛散しますので隣家が隣接の場合には上昇気流が発生しない早朝、夕方に実施し隣家への飛散処置を講じること。
.残液の処理をしっかり行う事
.散布器具の洗浄液も適切に処理する事
.使用残りの薬剤は鍵のかかる安全な場所で保管する事
.散布後は実施場所へは立ち入らないよう対策を取る事
マスク、防除着、手袋、ゴーグル着用必須。特に精度の高いマスクは必須で、毒性は皮膚からより経口からの方が危険

●「虫が発生すると言いますが、見つけたら取るだけで良いですか?」
はい、それで大丈夫です。但しケムシ類に限ってです。ダニ、アブラ虫、コガネ虫等は薬に頼らなければ防除は困難でしょう。
薬剤は、オルトラン粒剤を6月頃根元に撒いて於くことをお奨めします。簡単で持続性があります。
その他木酢液とか、牛乳とか薬剤に頼らない防除方もありますから試して見て下さい。
●家庭ガーデン等の植裁密度の低い環境では心配する程の頻度で発生しません。発生してからの対策で十分です。


●「コガネ虫について...」         
突然コニファ−が枯れた経験はございませんか...?。(ゴ−ルドクレストとコリムナリス系品種は別原因)今まで元気に育っていたコニファ−が突然枯れてしまいまい、土を掘り返しますと乳白色でC型に体を湾曲した体長2〜3pの虫が数匹、コニファ−の根本から現れないでしょうか...、これがコガネ虫の幼虫です
幼虫は始め有機物を食べて、有機物を食べ尽くすと根を食害し、細根を全て食い尽くします。
コガネ虫は8月中旬頃から食害が旺盛になり、被害が次第に進行します。
また9月下旬頃から気温の低下と共に次第に土壌深く進入をして、食害は11月頃まで続き、地下30pの深さで越冬します。
春、越冬あけの幼虫は3月下旬頃から再び地表近くに移動して食害し、5月下旬頃蛹室を作り蛹化する。このような発生生態をとるのがコガネ虫なのです。
防除適期....7月下旬〜8月中旬....ダイアジノン粒剤.バイジェット粒剤等を床
           面に10〜15日間隔で..u当たり20〜40c程度を数回散布
、また
           は、バイジェット乳剤.1000倍液をu当たり1〜2gを3回程度灌注
           する。特に、降雨直前の散布は効果を高める。また、土壌が乾燥をして
           いると、十分な効果が上がらないので、散布後散水をすると効果を高め
           ます。
成虫防除....7月中旬〜8月中旬の成虫発生盛期に、摂食の為飛来した成虫を防除す
          る。...バイジェット乳剤.スミチオン乳剤.デナポン乳剤等の1000倍液
          を10〜15日間隔で数回散布する。
          以上、生産者としての防除法ですが、劇物の農薬もあり、薬物中毒.環境
          問題、土壌汚染等の諸問題も発生いたしますので、詳細に付きましては、
          最寄りの農業試験場等へお問い合わせ下さい。 


●「樹高は1.5メートル位のピセアプンゲンス:ホプシーですが主幹から透明な樹液が 2,3箇所から出ています。樹脂胴枯病なのでしょうか?(匂いはまるっきりマツ ヤニ状)もしそうだとすると対処法は..?治りますか..?」
プンゲンストーヒーの最大の欠点は、実はここにあるのです、この欠点を知る人はほとんど居ません、普及するに連れて問題になってくる事と思っています。
覗いて良かった....!!花工房のHP。少しは役に立ったでしょうか....?
病気ではありません、虫害です。シンクイ虫(メイガ)類の被害と思われます。
多分乳白色のヤニの部分に蛹で生息しているかも知れません...?防除はヤニの部分に殺虫剤をスポイトで注入する程度しか対処がありませんこの方法での対処は経験がありませんので断言は出来ないですが効果は有ると思います。

何れも被害部分は先端部分で、枝先には入らない特徴が有ります、この虫は新梢(先端部分)部分に穿入し、そこから白色の木屑を排出し、やがてその部分から折れてしまい、その部分より上部は枯れてしましまいます、被害部以下は全く問題有りませんので、枯れることはありませんが先端部分が無くなって大変見苦しくなってしまいます。
防除は....6月から8月の期間中、2〜4回程度スミチオン乳剤、ディプテレックス乳剤を散
布して成虫を防除します。


●「虫、特にアブラムシの防除.....」
コニファーには余り関係が有りませんが、大変問い合わせが多い物ですから対策に付いて述べます。
薬剤名..オルトラン粒剤
最も簡便で、長期間に渡って効果が持続します、1ヶ月程度効果が期待できます。
この薬は薬剤が根から吸収されて、植物の全体に薬が行き渡ります、樹液を吸う虫葉をかじる虫が、この植物の樹液を吸収する事で殺虫する事が出来るのです。
使用方法
ホームセンター等で市販されていますので、取り扱い書を十分読まれて使用して下さい鉢土の表面にパラパラと撒いて置くだけで完了です。
このような薬剤を....浸透性殺虫剤と言います。その他の商品名として、エカチン、ダイシストン等がおります。



●「コニカのダニに付いて....」
コニカにはダニが大変付きやすいのでご注意下さい。
春から夏にかけて高温乾燥が続くと異常発生します、肉眼では識別出来ませんが10倍程度のルーペでしたらはっきりと確認が出来ますので気になりましたら観察をして下さい。
ダニが取り付きますと、急激に元気がなくなり、全体が黄色ぽくなります、また、蒸れたようにも感じ取れますが、農緑色が急激に色あせてきたら要観察です。被害が拡大しますとやがて枯れてしまいます。0.5メートル以下の若木では被害も少ないし回復も早いですが。
老木になると完全回復までに数年を要する事もあります。
対策
1.1月〜2月頃にマシン油乳剤の散布、または石灰硫黄合剤の散布は必ず実施する。
  石灰硫黄合剤に付いては病気編に詳細あり。冬季以外での使用禁止
2.発生が見つかったら、ニッソラン、オサダン、ピラニカ、その他の殺ダニ剤を散布する、ダニ剤は同じ薬剤を連続して使用  しないようにご注意下さい、輪番にて使用する事。
3.オルトラン粒剤を中スプーン1杯程度根本に撒く。降雨直前は効果高い。
  持続性が高いので1ヶ月程度は十分効果がある。ケムシ類にも効果あり。
4.雨が多い時期は自然とダニの生息密度が下がって問題が無いのですが、高温乾燥が続く時期には朝か、夕方に葉水を散布す  る、ただし地面は濡れない程度。効果が期待出来ますので実施をお勧めいます。
  ただし、灌水が過ぎて、土のジメジメ状態が続くようですと今度は根が腐りますので十分な注意が必要です。
  「サポートのページ」に詳細あり。

殺虫剤と、殺菌剤を混ぜて使用する事が出来ます。
害虫と、病気の同時防除が出来ます。ただし、石灰硫黄合剤のようなアルカリ性の強い薬剤は混合出来ません。
また、薬剤の効果を高める浸透性の展着剤も添加すると効果が高くなります。

「基本的な殺虫剤」
害虫を大雑把に区分けすると、葉を食害するものと、樹液を吸う物とに区分けされます、当然両方に効果がある薬剤もありますがどちらかが主体になって場合が多いのでご注意下さい。
代表的な殺虫剤
.ティプテレックス....ケムシ類の特効薬。
.スミチオン.......幅広い害虫に効果がある。有機リン剤の代表種
.カルホス乳剤.....葉を食害する害虫には効果が高く、長い残効性が魅力
.アディオン乳剤....合成ピレスロイド系で安全性が高く、幅広い害虫に対応できる、2.0
               00倍と低倍率で使用できるが大変高価。抵抗性が付くので他の薬
               剤と併用する。ダニには全く効果がない。

.土壌散布剤.....何種類かありますが、オルトラン粒剤が代表種で手続き無しで購入出
              来るので長期間効果を持続させたい場合には大変お勧めの薬剤。
              雨の降る直前が効果が高い。地面にバラバラ撒くだけで植物の根か
              ら薬剤が吸収されて植物全体に薬剤が回る。

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