| ※「スロ−グロ−イングポットについて(成長抑制容器)」
 |
-スローグローイングポット− |
右:白い布製の容器がポット
左:実際の栽培状況
一見直ぐに腐りそうだけど5年
以内には絶対腐らない、多分
10年程度は腐らないと思う |
★このポットは優れた点も多数ありますがあくまでも緊急避難的な商品として認識して下さい。永久的な物ではありませ
んので間違いの無いようご注意下さい。 ポリエステル(不繊布)で作られた通気性、通水性に優れたポットを指します。
形状は布状でプラ鉢等とは全く異物の容器になります。
通常の鉢ですと、根は鉢の周りと、鉢底に集中して発根しますので鉢の内部は以外と細根が少なくポットに接する部分のみに集中してしまいます。
これが進みますとル−ピンクと申しまして、根が老化してしまい、当然地上部も弱ってきます、こうなると樹性回復が難しくなってしまいます。
これを改善した物が不繊布容器なのです、これで栽培しますと、鉢内全体に細根が発生してル−ピンク状態を長く抑える事が出来ます。これを利用しますと成長の早い品種でも3割程度は成長を抑える事が出来るのと同時に、更に良い点としまして前ペ−ジで述べました、「コニファ−は移植を大変嫌います、また困難です」の問題点を完全クリア−してくれるのがこの容器なのです。
容器に植えたまま3〜5年間は植え替えなしで生育が可能ですし、そのまま畑に埋めてしまう事も可能です(1年未満)。定植位置が決まらない時などは、一時この様にして畑に埋め込んで育てておき、位置が決まった時点で掘り上げて、不繊布をカッター等で縁から底の部分まで4ヶ所切り開いてポットを剥がしてから、完全な定植とします。従来の品と違い改良されたタイプですので根が不繊布に入り込んで剥がれないと言う事はありません。
一部太い根の張り出す品種では貫通性が高くなり1年程度で、太い根が外に張り出す品種もあります。
更に素晴らしい点として.....
ガ−デニングの作業上、この容器で樹木を植えてあれば樹木の回りを耕したりする場合に樹木の根が邪魔して耕しずらいと言うことも少なくなり、草花などの植え替えが楽に、しかも簡単に出来てしまいます。
注意点
冬季−8℃以下に下がる地方での常緑樹の地上栽培は寒さで枯れる危険性がありますので必ず地中栽培にして下さい。夏は地上、冬は地中栽培でも大丈夫です。
落葉樹の場合には比較的寒さに強いので危険は少なくなりますが、耐寒性の弱い物については地中栽培をお願いします。
ポットの剥がし方
大部分の品種ではポットの外部に細根は発生しますが太い根はあまり外には張り出しません、けれども一部の品種では太い根が勢い良く発生する場合もあります。
アトラスシーダー等の品種では外部に太い根が張り出してポットが剥がしにくくなりますのでご注意下さい。
対策としては、ポットより張り出した太い根の全てを、ポットの際でハサミで切り取って下さい、その後カッター等で不繊布の縁から底の部分を経由して反対側まで切り開いてポットが2分割になるようにしてからポットを剥がして下さい。
根鉢の部分は絶対に引っ張らないで下さい。ポットの方を痛めて下さい。
太い根がポットより張りだした場合の対処の仕方
数年間地中栽培しますと品種により太い根がポットより張りだします、この場合の対処の仕方としては4月頃地中よりポットを掘り出してそのまま2〜3ヶ月程度地上で育てます、すると外に張り出した根は自然と枯れてポット内部に新根が張り出します、張り出した時期を見計らってから地植します。
太い根が張りだしたままのポットを切り開いて植える事は厳禁です。枯れる危険があります。
※.洋書 CONIFERS D.M.van Geldren J.R.P.van Hoey Smith ($125.00)全ページカラー写真集。
上下2冊セット。カラー写真2.000枚以上収録。
※.栽培参考図書
.柴田忠裕著 「コニファ−ガ−デン」 NHK出版 1456円
.柴田忠裕著 「コニファ−ズブック」 グリ−ン情報
4800円
. 「コニファ−を楽しもう」 主婦の友社
1200円
|