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コニファ−とは...、「ゴ−ルドクレストの仲間達を指すのだ」..と理解しておられる方は、そう沢山はいらっしゃらないと思います。「バソコン用語かな...?」と言う人もいらっしゃいます。
ここでは、コニファ−の全体に付いて「何となく解った.そうなんだ...!」と納得出来る.「チョットしとた話」を書いてあります。



「コニファ−って...なに!」                 
針葉樹の総称を指します。日本の松.杉.ヒノキ.モミの仲間を指していると解釈して下さい。
これらの中からより鑑賞価値の高い物を選抜した物で、現在市販されているゴ−ルドクレストに代表される美しい色彩、樹型を持ったものをコニファ−と呼びます。


「コニファ−って...どこが魅力なの!             
.メンテナンスフリ−樹であること(手入れがあまり必要でない)によって刈り込みから出るゴミが比較的少なく、刈り
  込みに要する費用、つまり植木屋さんへの出費が要らない事ななどが上げられます。
.常緑樹ですので年間楽しむ事が可能です。冬季に変色する物もあり、紅葉と勘違いしたくなる品種もあります。
.豊富な色彩と、美しい樹型であること。沢山の品種の中から、樹型と色彩の組み合わせによって数多くのバリエション
  が楽しめます。
.居ながらにして森林浴が楽しめます。針葉樹から発散されるフィトンチッド(木の香り)は、鎮静作用、殺菌作用等
  に優れた効果の他に、疲労回復効果も高い効果が確認されています。
  大きく育つ物から、年間数p程度しか生育しない物まで品種が豊富にあり、日本の宅地事情に合う小型のサイズも多
  く、細身で上に向かって伸びる樹種では外壁等に近付けて植える事も可能で、このような小スペ−スでの利用が可能
  なのもコニファ−の魅力です。


●「なぜ.最近人気があるの....!」           
外壁の白い住宅の普及と共に、コニファ−を取り入れる事で、住宅がより美しく表現出来るようになって来た事です。
.外国で初めて見るコニファ−達の美しい樹型、色彩に感動して、帰国後自分達も是非植えて見たい...と、言う人
  が大変多くなりました。
.ガ−デニングには無くてはならない樹木である事。住宅の構造が完全に洋風化している現在、以前の代表的な樹木と
  しての松、ツゲ等ではバランスが取れないばかりでなく、若い人達には従来の樹木に関心がなく、見向きしなくなっ
  ているのです。いわゆる「お洒落」で無くなっているのです。庭木と言うイメ−ジから、ガ−デニングの材料として
  見るという風にに変化している物と思います。


●「品種が沢山あって迷ってしまう....!」                
現在150種程度は入手可能です。それだけ多くの品種が国内に輸入されています。
しかし、沢山の品種がある事を知らない園芸業者が大く、お客様から教わったり、品種を指定されて戸惑っていると言うのがコニファーの世界でもあります。ですから品種毎の特性に付いての知識がなく、お客様が望んでいる樹種が探せないと言うことは当然です。
コニファ−は品種毎に全て生育スタイルや、特性がが異なりますので、品種の特性を十分理解している生産者、若しくは業者に相談をされる事をお勧めします。
またコニファ−図鑑でもある程度の特性は把握出来ますので是非参考にして下さい。 
参照ページ.....品種選定に迷ったら


●「大きく育ち過ぎてしまうまでは....!」                
品種さえ選べば心配は要りません。但し倭性(育ちの遅いタイプ)種は他の高木種に対して価格が特段に高いと言う事を理解して下さい。大きさから価格を判断してはこれらの伸びないタイプは購入出来ないのです。(割高.高価です)年間1b程度成長する品種から、数p程度しか生育しない品種もあることを理解して下さい。
コニファーの大部分は先端を切っても、切った部分から側枝が立ち上がってきて、時間経過とともに自然と修復するDNAを持っていますので大きく伸びすぎた場合には思い切って先端を切り取ってサイズを小さくする事も可能です。
※.その他の手段として...
肥料を与えない。全体を刈り込む(品種により不可)。毎年根を切断する等の作業で生育の調整はある程度可能です。 




●「育てるのが難しくない...!」              
通常の樹木と何ら変わりありません。特にビヤクシンの仲間は暑さ寒さに大変強く丈夫な木なのです。
但し、ト−ヒ−.モミの仲間はやや暑がりますので関東以北が良いでしょう。
やや湿気のある土地では、ニオイヒバの仲間が大変育て易いです。


●「花が咲かないのに魅力なんてあるの....!」          
確かに花は咲きません、花木の豪華絢爛、満開に咲き乱れる姿には太刀打ち出来ませんが、コニファ−だけにしか表現出来ない素晴らしさは決して豪華絢爛の花に負けないだけの魅力があります。利用の仕方も限りなくあります。
花の咲かないコニファ−に取って、宿根草、球根及び灌木類と組み合わせた利用の仕方をお勧め致します。


●「虫とか、病気とか面倒でないの....!」             
病気はクレストを除いて今のところ重大な問題はありませんが、虫は発生します。
ト−ヒ−.松類にはケムシの大好物となりますので多少の捕殺、防除は必要になります。


●「ただ植えれば良いのかな....!」                         
宅地造成地で、畑が大変踏み固まった状態の場所以外でしたら、一般の植物と同じ植裁で問題ありません、但し畑の固まった状態では根が満足に張れませんので耕してからの植裁をお勧め致します。色んな事をするよりも先ず地面を深く耕す事が最も大切です。


●「草取りが面倒だから....!」                  
草は何処にも、どの様な場所でも生えますので仕方ないですが、花工房では雑草防止と、乾燥防止に加え、その上美観も保てる樹皮マルチ材を販売しております。売店でお尋ね下さい。
※.厚さ5p程度の覆いで、1年間程度は雑草の発生を抑えます。
参照ページ.....資材の販売&使用例




●「肥料とか、水やりとか面倒でないの....!」            
水やりは定植時に施せば余程の事がない限り必要はありません。
肥料は、通常は必要ないでしょう、但しブル−系の樹種は肥培管理が良くないと素晴らしいブル−が出ませんので肥培管理が多少必要になります。寒中に油粕の施肥が簡便でしかも安全です。または春、3月頃緩効性の化成肥料を施して下さい。


●「室内では育てられないの.....!」                
基本的には不可能です。小さい苗等でしたらある程度日陰でも育たない事はありませんが、年間を通してとなると難しいと思います、また管理も難しくなります。
特にトウヒ類は日陰での管理では弱ってしまい、病気等も発生します。
コニファーは自然の雨に当て、夜露にも当てる事でより元気に育ちます。
そりでも室内栽培をご希望の方は、日陰に強い種類もありますからコニファ−図鑑を参考にして育ててみて下さい。
ただし大きな樹は何れ衰弱してしまいます。


●「購入時、注意する樹種」                    
ロ−ソンヒノキの仲間
品種名.コルムナリス.シルバ−スタ−.エルウッズゴ−ルド等のロ−ソンヒノキの仲間は突然枯れてしまう事が多いので避けた方がよいでしょう
ゴ−ルドクレスト……………Q&Aのペ−ジをご覧下さい 


●「購入時注意する点」                     
コニファ−全般に言える事ですが、コニファ−は根張りが非常に悪く、太く長い根が張るタイプが大部分ですので移植は大変難しい事になります。
通常、畑で育てた苗をコモ等で巻いた、いわゆる根巻き苗の購入はあまりお勧め出来ません(根張りの良いニオイヒバ系は心配ありません)。
出来れば鉢で栽培した苗をお勧めします。同じ鉢植えでも、畑から堀り上げたばかりの苗を鉢に入れた物もありますのでこれは避けます。
特にブル−系品種では根巻苗を植え付けた場合、あの素晴らしいブル−の発色が消え、緑の葉になる事もあり、回復には1年程度の時間を要する事もあります。これは根を切断された為に樹勢か落ち、ブル−色が落ちてしまうからです。
ブル−系の品種では絶対に鉢栽培の苗をお求め下さい。


●「コガネ虫について...」         
突然コニファ−が枯れた経験はございませんか...?(ゴ−ルドクレストとコリムナリス系品種は別原因)
今まで元気に育っていたコニファ−が突然枯れてしまいまい、土を掘り返しますと乳白色でC型に体を湾曲た体長2〜3pの虫が数匹、コニファ−の根本から現れないでしょうか ...、これがコガネ虫の幼虫です。
幼虫は始め、有機物を食べて、有機物を食べ尽くすとコニファーの根を食害し、細根を全て食い尽くします。
コガネ虫は、8月中旬頃から食害が旺盛になり、被害が次第に進行します、また9月下旬頃から気温の低下と共に次第に土壌深く進入をして、食害は11月頃まで続き、地下30pの深さで越冬します。
春、越冬あけの幼虫は3月下旬頃から再び地表近くに移動して食害し、5月下旬頃蛹室を作り蛹化する。このような発生生態をとるのがコガネ虫です。
防除資材と適期....
7月下旬〜8月中旬....ダイアジノン粒剤.バイジェット粒剤等を床面に10〜15日間隔で、u当たり20〜40c程度を数回散布、
または、バイジェット乳剤.1000倍液、u当たり1〜2gを3回程度灌注する。
特に、降雨直前の散布は効果を高める。また、土壌が乾燥をしていると、十分な効果が上がらないので、散布後散水をすると効果を高めます。
このムシは土中でのみ生息活動をしているので防除は困難となります。上記薬剤の他にも、オルトラン粒剤等も効果が期待できます。産卵時期の6月〜7月頃に樹の根本付近に薬剤を撒いておきます。

以上、生産者としての防除法ですが、劇物の農薬もあり、薬物中毒.環境問題、土壌汚染等の諸問題も発生いたしますので、詳細に付きましては、最寄りの農業試験場または、茨城県筑波学園都市内にあります、森林総合研究所昆虫管理研究室(0298−73−3211)へお問い合わせ下さいませ。 
 




「植物と灌水....水やり」 
ここでは、地植えに付いて述べます。
良く、お客様から水は毎日掛けるのですか.....?と、良く尋ねられます。地植されたコニファーは灌水無用です。
何故なら、土中では、表面が乾燥しているほど乾燥していません。真夏異常乾燥が続くような時には地中も乾燥しますが、通常でしたら十分湿っています、また植物自身が水分を求めて根を張って行きますので、余り心配は要らないのです、ですから植え付け時に十分灌水をしておけば、その後は灌水の事を気にしなくても良いでしょう。
初夏の日曜日など、つい灌水をしたくなります、その場合は葉水程度の量にして、土壌が湿る程の灌水は控えます。
また、真夏の灌水で特に重要なのが、日中気温の高い時間帯は絶対に灌水をしない事
夕方、5時以降の気温が下がった時間帯に行って下さい。真夏の日中に灌水をしますと、かけた時点では冷たい水ですが、地温が高いのでやがて熱湯をかけた状態になり、根が煮えてしまいます。これは真夏の鉢植えでの灌水でも同じですので十分注意して下さい。
参照ページ.....コニファーQ&A


「最終樹高とは....?」
最終樹高30メートルなどと標記してありますので皆さんビックリされるようです。
大部分のコニファーに於いては国内での最終樹高を言い当てる事が出来ません、全部外国の事例を元に標記をしております。
国内で100年、200年と生育をしていませんので確かな数値で標記する事には大変無理があります。
また、原産地の最も環境のよい場所で100年、200年と育てての数値ですので余りこの数値にはこだわる必要もないかと思います、あくまでも数値を見て生育の早さと、将来の姿の参考になさって下さい。
最終樹高と、年間生長量×年間成長量を単純に掛けるとつじつまが合わないのですが....おっしゃる大変几帳面な方もおりますが、植物とは数値で括れる物ではありません、気候、環境、管理の違いによって伸びるスピートはまちまちです。植え付け後数年間は緩慢ですが、完全に根が張ると一気に伸び出す物もある反面、それらにお構いなく決まったリズムで生育する物もあります。数値はあくまでも目安でしかありません。
数値の差から伸びるタイプ、伸びの遅いタイプを判断する程度かと思います。


「コニファーの冬の色...?」
ラインゴールドの冬の色を見て、枯れた色...!と表現された方がいました。
大部分のコニファーは冬季には若干葉色が変わります。反対に黄色系では黄金色が増して更に綺麗に変色する品種もあります「ウインターゴールド」と言う品種では夏の気温の高い時期は緑葉なのに冬になると素晴らしい黄金色になります、このようにコニファーは気温の変化によって葉の色が変わる事を認識して下さい。
特に晩秋頃の発送では、北関東は気温の低い所にある花工房の苗は既に赤褐色になっていていますので、既に植わっている苗の色と違いすぎて心配されるかとは思いますが、冬季の葉色の変化は全く心配がありません。
これは憶測ですが、温暖で気温変化の少ない沖縄県では多分葉色の変化は無いのではないかと思います。


「根巻き苗と、ポット苗の違い&取り扱い」
●根巻き苗
畑で栽培している苗を、注文時に堀上げて根の部分をコモ等で巻いて販売する苗を言います。
長所...畑栽培の苗は根を縦横無尽に張り巡らす事によって水分と養分を必要なだけ十分に吸収するばかりでなく、         微量要素も十分に吸収する事により、生育量にプラスして、より立派に育ってくれます。
      樹形、葉色等もポットで育てた物とは雲泥の差で見応えのある素晴らしい苗を造る事が出来ます。
欠点...堀上げ時に半分以上の根を切断する事になり、当然植痛みが発生します。
      通常コニファーの根は細根が少ないですから植痛みが極端に出ます、時期が悪かったり切断量が多い場合
      には枯れる危険が高くなります、枯れないまでも一時的に生育が停滞して最低でも1年程度は生育が休ん
      でしまう事があります。
      樹種によっては2年程度は本来のシルバー色にならない場合もあります。
      また、真冬、真夏には移植で枯れる危険が生じますので移植が出来ない不便もあります。
      堀上げてからの時間が経過すればするほど樹勢が落ちてきます、園芸店で売られているコニファーがイキ
      の悪いのはこの事が原因になっている場合もあります。

●ポット栽培苗
      黒いポリポットか、やや堅めのポットで栽培された物で、容器で栽培された苗を指します。
長所....移植の際、全く根を切断しませんので年間を通じて移植が出来ます、「何時植え替えたら良いですか...
      ?」との質問が沢山寄せられますが、容器栽培である限り移植の時期は全く関係ありません。
      年間を通じて希望の時期に移植が出来ます。
      庭に植えられた時点から停滞することなく素晴らしい生育を示します。
欠点...限られた用土、限られた容積での栽培となりますので、生産者がいくら努力しても畑栽培品をしのぐ苗は作る
      事が出来ません。ボリュウムが不足したり、葉色等に張りが無かったりで、畑栽培品みたいな活力に充ち
      た苗には育ちません。
      その上、生育量が2割程度はダウンします、更に生産者は栽培設備に費用がかさみ、栽培面積にも制約を受
      けます、灌水、肥料等の栽培管理にも畑栽培より余分に管理費用がかかってきます、同じ大きさを生産す
      る時間が余計にかかります、つまり畑栽培よりコストがかかる事になり生産者は余りメリットがなくなり
      ます。努力した割りには素晴らしい苗が育ちません。
      植木で最も重要なのは地上部の見かけの部分ではありません、根の部分が最も大切ですので多少地上部に
      ボリュウム不足があっても植え付け後短時間でその部分は取り戻してしまいますので植木の特性を良く理
      解して下さい。




●コニファーの魅力その...2」
自分で庭の設計と施工が出来る事でしょう......!。
ある程度のデザイン力と、色彩感覚があれば簡単にガーデンが出来て仕舞うのが最大の魅力でしよう。コニファーとはそのような素晴らしい性質を持っています。
造園師の1〜2日程度の費用で、相当数のコニファーが揃ってしまうので格安にガーデンを作る事が可能です、植え付けも大部分はポットに入っていますから簡単に植え付けが可能です。
楽しみながら、格安にガーデン作りのお手伝いが出来る事でしよう....。


●「鉢栽培と、地植の違い、及び管理の相違」
基本的には地植をお勧めします、鉢栽培ではかなりの技術力がないと健全に育てることは難しいです。
鉢栽培の特徴と管理
.移動が自由なので好きな場所で楽しむ事が出来ます。地方によっては防寒対策にもなります。
.限られたスペースに沢山の品種を楽しむ事が出来ます。
.全体的に成長を抑える事が出来るので大きくなると困る場合には最適な育て方となります。

欠点&注意点
.植え替えが必ず必要、その都度鉢を大きくして行く必要がある。植え替え時期が遅れると根が鉢底にトグロを巻いた
  状態(ルーピング)になり、一端この状態になると回復に長時間を要する。
.地植に対して土壌の緩衝能力が劣るので管理に技術力が要る。
  鉢栽培植物の根は、地植に対してもの凄いストレスを受けます、真夏には鉢内温度が異常なまでに高温になり、冬は
  反対に低温に、冬は低温にさらされ、水分では過湿と乾燥の繰り返しになり、肥料も量を少しでも超えると直ちに根
  が焼けてしまいます。
.灌水と施肥にも細心の注意が必要。
  詳細は.....コニファーQ&A(灌水、施肥編)を参照
.鉢植え用土も細心の注意が必要。
  詳細は.....コニファーQ&A(用土編)を参照
.いくら努力しても地植ほど綺麗な樹型には育ちにくい。
  限られたスペースで生育をしますので生育状態にも当然差が出来てしまいます。
枯れる危険がかなり高くなる。

地植の特徴
.植物が必要な限り自由に根を伸ばし、水分と、肥料(微量要素)を必要なだけ吸収出来るので品種本来の綺麗な樹型
  に育つ。
.管理が楽.....。
  灌水の必要はほとんど無い、施肥も1年に1度程度、多少過ぎても害が発生するような事も少ない、とにかく植えっ
  ぱなししの状態で管理出来る。

欠点&注意点
1.スペースが沢山必要
2.一度定植すると再移植が難しくなる
3.コガネ虫等の病虫害がやや多くなる
4.土地条件等によっては土壌改良が必要になる
5.栽培スペースが多くなるにつれ雑草対策も必要
6.品種毎の生育量を計算して植えないと数年後イメージが崩れてしまう


「どちらが正しい.....?」
鉢植えのゴールドクレストの灌水について教えてくださ い。
貴社のHPの内容は見たのですが、インターネットで色々検索したところ、乾燥気味にしかつ、葉水は絶対だめといっているのは、貴社だけです。土の表面が乾燥したら灌水し、葉水も2日毎にというのが多いのですが、どう思われますか。


一口にどちらが正しいとは断言出来ません。正解は植物自身に問うと言うのが正しいと思います。
お客様の栽培環境は千差万別です、全国の気象でも日本列島は縦に長くてとても一口では言い当てる事など出来ません、関東の狭いエリアでさえ、海に面した県と、内陸気候の北関東では全く違います、僅か2キロ違っても一方は雨で、片方は雪だったりします、気候だけでもこの通りです、栽培の環境、用土、栽培鉢の違い、灌水の癖と条件は途方もなく拡大してしまいます。
花工房の内容は「北関東で、生産者から見た栽培の手引き」と言うことになります。
本題に戻って...何故葉水はいけないのか....と言うことですが、夏の高温多湿がなければ、病気が取り付かなければ...上記の内容でも正解だろうと思います。
クレストの致命傷である病気の発生から、やがて枯死に至る確率が大変高い品種では葉を乾燥させて、病気の発生を抑える事が何よりも大切になります。
クレスト専門の生産者では、「灌水は頭から絶対にかけません」この意味を良く理解して下さい。
通常のコニファーでは、雨に当て、夜露に当てる野外栽培の方がより健全に生育します。
5月から11月頃までは絶対に野外栽培がお勧めです。
クレストの病気に付いてはサポートのページも参照下さい。.....サポートのページ


全国最適品種分布地図
お客様よりの情報提供として、全国最適品種マップを作っては....!という提案が結構あります。
多分このようなマップが有ったら品種選びが簡便になるのかも知れません。
しかし、簡単なようで大変難しい提案なのです、上記の中でも述べていますが、全国の気象を熟知して、なおかつテストを実施しなければとても作成などできません。
年毎の気象は当然として、10年に1度、20年に1度と言うような異常気象にも注意を払わなくてはなりません。
田舎の小さなナーセリーではとても出来る物では有りません、北関東の気候をベースにした、生産者からの情報しか述べる事が出来ません。
幸いにも沖縄から北海道までコニファーの発送をしていますので徐々にではあると思いますが、地域情報が集積されて、品種解説のページへ一言でも余計に書き込める事を願っております。その意味におきまして是非情報の提供をお願いいたします。


「10.5P(ポット)と、15P苗の取り扱い」
大変重要な事ですので納得されるまで何度でも読み返して下さい。
出来ればこのサイズはトラブルの元ですので販売を差し控えたいところなのですが、少しでも安い物を......! 
小さい苗から育ててみたい....!と言う理由で販売をしております。
当然価格も出来る限り抑えておりまして、沢山お求めの場合とか、遠距離にお住まいの方には運賃の節約になりますので大変お勧めなのですが、とにかく小さな苗ですので到着後の取り扱いには細心のご注意をお願いいたします。
また10.5ポット苗をいきなり地植する事も危険ですので、直ちに地植される方には最低でも15Pサイズ以上の苗をお求めいただきたいと思います。
またこれらの苗は全て温室で栽培をしております関係で、到着後そのまま野外に出すと葉焼け等の生育障害を発生する事もありますので十分にご注意下さい。
また、小さい鉢ですので、乾燥と過湿が極端に繰り返されますのでかなりのストレスにもなります。
人間で言いますと0歳児の取り扱いとなります。
冬季休眠時期でのお求めでしたらさほど問題は発生しませんが、5月から9月下旬頃までは取り扱いに注意して下さい。
到着後は半日陰の涼しい場所で管理をして、灌水はポットが小さいので急激に過乾燥、または過湿の連続となってしまいますので細心の注意をされて灌水をなさって下さい。
1ヶ月程度はお客様の気候環境に順応出来る期間とします、以後はご希望の栽培環境へ戻して通常の管理をして下さい。


「赤星病」の梨への影響について....?」
本の中には「ビャクシン」は「赤星病」という病気になることがあり、これは梨の木に伝染して被害を与えることがあるので、近隣で梨の生産をしている場合は購入を控えたほうがよい...と言う事で近隣が梨の産地であるため「赤星病」なる病気の心配があるのであれば購入を控えようとも思いますが.....?。

イブキ及びビャクシン類は、中間寄宿と言いまして、病菌が冬季イブキやビャクシンに取り付いて、春梨の葉が展葉する頃になって梨の葉に取り付きます、これが梨にとって防除困難な「赤星病」です。
以前は梨の産地ではイブキやビャクシンは出来る限り植えないようお願いをしていましたが、現在では新薬等の開発で防除方法が確立されたか、この様な話は耳にする事がなくなりました。
イブキやビャクシンが近隣に植裁されているので「梨の生産が出来ない」と言うほど深刻な問題でもありません、植物も多様化している現在ではそれらを規制する様な事は不可能です。
結論は、少し遠慮してイブキやビャクシンを植えて楽しむ....と言う事で良いと思います。


「コニファーは花粉が発生しますか、花粉症が心配です...?」
花粉は発生します。植物の持つ種の保存ですから仕方ないと思います。
実害は...となりますと花工房も植物学者ではありませんので詳細は不明ですが、無害とは言い切れないと思います、それでは栽培をを諦めなければならないのか....と なりますが、国内の山に植裁されているスギ、ヒノキの数に比較したら家庭のコニファーなど物の数ではありません、しかも山林のスギ、ヒノキは40年とか50年を経過した成木です、1本当たり発生する花粉も膨大な数になります、庭先の数本のコニファーからでる花粉など微々たる物です。
コニファーを植えたために花粉症が悪化した...と言う報告も届いておりません。
無害とは言い切れませんが、あまり神経質になる程では無いように思います。
成長のスタイルには、栄養成長と、生殖成長とがあり、樹勢が衰えると種の保存の為、生殖成長が活発となり、花粉を付け、やがて種子を付けて種の保存活動を開始します。
鉢栽培の Cupressus arizonica‘リーウッツウィピング’は驚く程の球果が付きます。
















「コニファーも枯れます......!
コニファーは植物です。生きています。人間と一緒です。当然枯れる事もあります。
旨く育てるコツは、植物から教わる事が最も正しく、最善の策だと解釈しています。これほど正しい答えは誰も出せ得ません。その為には最初は枯れる体験も決して無駄ではありません。読んだり聞いたりした物はあまり当てにはなりません。栽培者自身の環境で、管理でどうしたら上手に育てるかはご自身自らが習得しなくてはコニファーに最適な管理は出来ません。
枯れる事もある....と言う事を認識されて挑戦してみて下さい。


「植え付け時の注意点....!
地植の場合には土が良い悪いなどの心配は通常必要がありません。どの様な土でも十分育ちます。コニファーとは元来大変丈夫な植物です。クレストなどは全くの例外と思っても間違いありません。
土壌改良は....?、畑の石は除去するのですか....?等々取り越し苦労されますが、そんな心配も要らないんです。
一番大切なのは土の通気性です。意外と住宅地は重機等で踏み固めてあるので地下50センチも掘ろう物なら大変な肉体労働になります。しかし、この地下部の掘り起こしが植物に取ってもっとも大切な作業となります。
この作業さえしっかりしておけば、後は植えっぱなしでも元気に育ってくれます。コニファーはこの程度で十分なのです。
腐葉土とか、牛糞などは入れる必要ありません。初心者が生兵法で使用すると、よかれと思った物が害となって現れます。自信の無い方は使用しない事を推奨します。
これらの資材は決して悪い物ではありません、むしろ植物に取ってとても大切な物でもありますが、資材の品質と、使用方法に意外な落とし穴があるからです。
参照ページ.....コニファーQ&A


先端部の切断は....?
樹高の半分程度まででしたら成長点を切断しても問題ありません。通常は切断部から側枝が伸び出して来ます。伸び出した側枝の最も元気な枝を支柱を添えて芯に仕立て直します、通常放任でも自然と芯は立ち上がって来ます。
切断時期としては3月〜4月が良いでしょう。ただし切断後は大変見苦しくなり回復には時間がかかります。


挿し木に付いて....
ニオイヒバの一部には比較的発根のし易い物もありますので試される価値はあります。
初心者では挿し木は難しい面もありますが、何事も経験ですので諦めずに挑戦して下さい。
ヒノキ、サワラ、スギ、ニオイヒバ以外では発根率は極めて厳しいかも知れません。
業者は特殊な設備と、特殊技術で挿し木をしております。業者と言えども発根の悪い品種も沢山あり、結構難儀しています。
ホプシーの接ぎ木をしたいのですが....!と言われる自信タップリの方もいます。先ず100%不可能と思って間違いありません。接ぎ木専門の業者ででさえサジを投げてしまうブンゲンストウヒの接ぎ木です。


業者に一切を任せた工事では、枯れ保証を付けましょう。
業者が苗を用意して、植裁もした場合には契約時に必ず1年程度の枯れ保証を付けましょう。
嫌がる業者もいると思いますが、その様な業者は避けるべきです。自信があれば全く嫌がる必要など無いですから。
またコニファーに付いてある程度知識のある業者を選択するのも大切です。試しにコニファーの学名をはっきり言える業者でしたらある程度信用度は高いと思います。不安でしたら学名のスペルを書いてもらうのも良いと思います。


北側のほとんど直射が当たらない場所でも育ちますか。
直射が当たらなくても北側部分に広い空間がある場合、また道路等に面しているような場所でしたら間節光があるので、日陰に耐える品種を選択すればある程度生育可能かと思います。正確には実際にテストする以外にありません。
黄色系、シルバー系は避けて下さい。


まとまった形で、場所を取らない品種は....?
先ず生育の極端に遅い品種でしたら問題なくクリアー出来ます。
次は上には伸びるが極細身で生育する品種....センチネル、デクルートスパイアー等でしたら可能と思います
球形になる品種のスタンダード仕立て品でしたらこのような植え付け環境には特にお勧めなコニファーです。


鉢栽培の用土では......?
初心者は赤玉土の小粒単体で植え付けます、余計な資材は一切入れません。
腐葉土、牛糞、培養土等を混入したほうがより素晴らしい生育結果が得られますが、、資材の品質と、混入したための対処の仕方が解らない初心者の場合には絶対に避けます。自信が付いたらより完璧を目指して混入します。
完璧な用土を目指すのには何種類かの補助資材を混合する必要はありますが、最低限枯らさない為には赤玉土の小粒単体利用が最も安全な基本的な用土と理解して下さい。


追肥に付いて....。ハイポネックスに付いて...
地植では先ず必要ありません。鉢栽培では多少必要かも知れませんが、自信が無い場合には見合わせます。特にハイポネックス等の液肥は使用しないで下さい。
花工房から送られた苗でしたら1年程度はそのままでも生育可能です。肥料分が無くても枯れる事はありませんが、過剰に施した場合には肥料が原因でコニファーは枯れます。
初心者は先ず枯らさない事に重点を置きますのでむやみな追肥はしないように。


真夏コンクリート、レンガ等へ直に鉢は置かないように。
真夏これらの場所で管理する場合には温度上昇に気を付けます。寒地向きの品種は厳守して下さい。最も温度の上がる正午頃鉢内部へ土中温度計を差し込んで鉢内温度を確認して下さい、納得いくと思います。
出来れば地面の上に水を通すシート等を敷いてドロハネを防止した上での管理が理想です。
他に場所が無い場合には人工芝などを敷いた上で管理しますと幾分温度を下げる事が可能です。


品種選定が出来ません.....?
品種選定はまず好みの品種を優先します。栽培環境によっては解っていても品種数に限りがあって出来ない場合もあると思います、その中でも希望の品種は何なのか....これをはっきりさせないと先に進みません。
雑誌とか、好みの植裁を見つける努力としてご近所のガーデンをリサーチします。頭の中でデザインを描いていきます。
花工房にいきなり品種選定をお願いします....と言われても...「好みの問題です」と言う返事しか届きません。好みの品種をある程度選択出来ましたら花工房でもご相談に乗れます。
環境に品種が合っているか、いないか、不適切な品種の削除のお手伝いです。
品種選定参照ページ....品種選定に迷ったら




●高さを一定に保つには.....?

日々成長している物ですから現実的には不可能です。
ただし、管理の仕方によってはある程度押さえ込む事は可能です。
先端部を毎年決まった位置で切断します。コニファー本来の円錐形にはなりませんが、垣根スタイルにするのでしたら十分可能です。円錐形を保ったまま高さを維持するには全体を刈り込む事によりある程度は可能でしょう。刈り込み回数は年数回実施しないと維持するのは難しいかも知れません。基本的には成長の遅い品種を選ぶべきです。


全く手入れ無しで育つ品種は.....!
そんな品種はありません。コニファーの人工木をお求め下さい。
愛情を持って接する事。これが何よりです。結果として「目と心に潤いを」与えてくれます。


●植え付け時の間隔はどの程度が適切ですか....?
一般的には1メートル前後かと思います。
これは隣の葉が触れあわない最低の間隔です。デクルートスパイアーですと...80センチ前後グリンコーン....1.2メートル程度かと思います、粗さの調整はどの程度粗くしたいのかで判断します。垣根スタイルで両面を刈り込み鋏で刈り込む場合にはこの半分の間隔で良いと思います。
品種解説のページには品種毎の最低植え付け間隔の数値デターが記載されています。


コニファーは観葉植物ではありません........!
原則室内では育ちません。コニファーは針葉樹です。松、杉、ヒノキの仲間です。
小苗の場合には品種によって生育可能のものもあると思います。テストはご自身で。


マルチ資材と、バークチップの違い。
基本的には似たもの同士という事になりますが、マルチ資材は杉、ヒノキの樹皮を細かく粉砕した物でピートモスをかなり粗くした感じの物です。地温を下げる効果、冬季は保温になります。
また雑草防止と美観も兼ねる資材です。
1袋100リットル入っています。100リットルは大きめなバケツ10杯前後の量です。1袋で...2〜5平米を覆う事が出来ます。
参照ページ....マルチ資材


コニファーは金物を嫌うと聞きましたが....?
未だに信じている方がいます。信心深いと言うか、何とも呆れてしまいます。
もし不安が解消出来ないようでしたらご自身で鋏による切断と、手でちぎった場合にどの様に変化するのか確かめてみて下さい。ご自身で確認されるのが最も正しい答えです。


植え付け後何日で活着するでしょうか.....
4〜7月頃でしたら2週間程度で発根を開始します。鉢栽培品ではこの質問は的はずれです。
鉢栽培品は一切の根を切断していませんから植え付けと同時に活動を開始します。


苗は全てボリュウム不足
お送りする苗は画像のミニチュアではありません。品種によってはエンピツ状態です
大部分の品種では苗の内は大変ボリュウム不足です。写真の物と違うのでは、下枝が少ないのでは....等々不満も聞かれますが、画像の様な状態になるにはある程度成長して来ないと下枝に葉張りが出て来ません。
1.5メートル程度に育つと見違えるようになってきます。成長が緩慢になると自然と横枝が伸び出して来ます。


発送時にサービスで付けている肥料に付いて....
この肥料は緩行性の化学肥料です。約3ヶ月程度肥効が持続します。
使用方法は.....地面にバラ撒きます。又は鉢土の表面にバラ撒きます。地面に埋め込んではいけません。
1メートル程度の樹で20〜30粒程度を目安としますが、適切な量はご自身で探り出します。


ホープシーの見分け方
かなり難しいです。プロでも一瞬判断に迷います。
コロラドトウヒの中では最も白ぽっく見えて、針葉がどの品種に比べても長くゴツゴツした感じで全体的に荒っぽい感じをしているのがホプシーです。
コロラドトウヒの実生苗との識別は更に難しいと思います。優れた個体ではそっくりな物も見受けられます。


樹の幹から樹液が流れ出して可哀想です....!
「樹脂胴枯れ病」ですか...。と尋ねられますが、別物と思います。
正確には解りません。スギ、ヒノキ、ニオイヒバ、コノテヒバ等の品種では比較的多く見受けられます。何らかの原因で幹に傷が付いた場合にそれを保護する為の症状と解釈しております。


石灰硫黄合剤は冬季以外での使用は危険です。
冬季休眠期時期に使用する場合には安全で効果的な薬剤です。
春になってからでは薬害が出ますので危険です。濃度を下げれば問題ありませんが、初心者では危険ですので使用しないで下さい。

■ 病虫害防除と薬剤取り扱いの重要事項

薬剤は人体にも毒性を持ちます。薬剤取り扱いに知識がない人が取り扱うのは非常に危険が伴う事を事前に良く理解して
から実施して下さい。
.薬剤を取り扱う前に十分予備知識を得てから実施する
.薬剤は飛散しますので隣家が隣接の場合には上昇気流が発生しない早朝、夕方に実施し隣家への飛散処置を講じること。
.残液の処理をしっかり行う事
.散布器具の洗浄液も適切に処理する事
.使用残りの薬剤は鍵のかかる安全な場所で保管する事
.散布後は実施場所へは立ち入らないよう対策を取る事
マスク、防除着、手袋、ゴーグル着用必須。特に精度の高いマスクは必須で、毒性は皮膚からより経口からの方が危険
コニファーには球果が付きます。
可愛らしい小豆粒大の実が沢山付きます。アロマテラピーとして、お風呂などに入れると効果があると言われていますのでおためし下さい。
鉢植えでないと良く付きませんが、‘ロブスターグリーン’、‘ウンンターグリーン’等のビャクシン系では特に良く球果が付きます。


●コニファーの周りに1.2年草を植えるのにコニファーの根を傷めても問題ありませんか。
多少なら全く問題ありません。樹の周りを全部掘り起こすのは止めて下さい。少なくとも半周以内に納めます。
球根類は意外とお勧めです。


●コニファーは西日に当てても大丈夫ですか........!
西日だけが当たる....と 言う条件では良くないと思いますが、終日当たる場合には特別問題になる事はありません。
スギ、ヒノキ、松の仲間である事を思い出して下さい。


●植え付ける時期は何時が良いのでしょうか......
鉢栽培品の場合、極寒地は除いて年間可能です。
根巻き苗の場合には春3月頃から7月一杯、次は9月中頃から11月一杯と言った時期が理想だろうと思います。冬季マイナス10℃以下になる地方では4月から梅雨明け頃までが理想です。次は9月中旬から10月上旬かと思います。それ以後は発根するまでに寒さが来ますので枯れる危険が高くなりますから避けます。


●雪の積もった部分が茶色く枯れます....?
花工房の環境でも確認出来ます。原因は定かではありませんが、雪焼け....と解釈している業者もいます。
グリンコーン、エメラルド等に見受けられます。
降雪後曇り空が続く地方では比較的被害はすくないだろうと思います、反対に降雪後強日射がある地方では現れる現象かと思います。


●学名の持つ意味
学名など育てるのには必要ありませんが、新しく購入した品種で育て方が全く解らない場合などでは役立つ事になります。
科、属が同じ物の場合似通った性質と解釈し間違いがありませので同じような管理で育てられます。購入する場合にも学名を知る事である程度判断材料となりまので間違わない選択が出来ると思います。
参照ページ....コニファーの魅力


●掘り返すのは重機が現場にいるうちに.....!
念願のマイホームが完成してからガーデンの作成の手始めとして植え付け場所の土壌改良から始めますが、想像以上に地面を掘り起こすのに大変な肉体労働を強いられます。
現場は重機で踏み固められていますから簡単な事では掘り起こせません。
そこで、ガーデンの場所が特定できたら、重機が現場にいるうちに業者にお願いして掘り起こしてもらいます。30分もあれば十分過ぎる時間で仕事が完了してしまいます。
この時期でしたら地下埋設物もはっきり確認出来るので安全に掘り起こす事が可能です。


●ポット苗を地植する時、根をほごす必要はありますか.......?
ポットから抜いて鉢底の部分に根がトグロ(ルーピング)を巻いていない状態でしたらそのまま植えても問題ありません。
反対に鉢底から沢山根が張り出して、しかも底部にも根が絡み合って簡単にほぐれない状態の場合には底の部分の根を良く解いてから植え付けます。その場合土は全部落ちても心配ありません。
ルーピングした状態の苗をそのまま植えた場合にはその部分だけ何時まで経っても残って、植え付け後に張り出した根とはっきりとした区分が出来てしまい良い状態にはなりません。


●届いた苗の処置は.....?
届いたら⇒⇒⇒⇒⇒まず梱包を外して箱から出します。その後十分に灌水をして下さい。
根巻き苗は特に内部に水が届きにくいですので容器等に付けるか、時間を掛けて内部にまで水を行き渡らせます

植え付けに付いて
根巻き苗の場合苗を包んである布を解さずそのまま植え付けて下さい。
布、紐共、1ヶ月以内には完全に腐食してしまいますのでご安心下さい。
布を解きますと土が落ちて活着に影響が発生しますのでご注意下さい。
植え付け後は十分灌水をして下さい、樹の周りに水を貯め樹を前後左右に揺すって庭の土と密着するようにします、水が引いたら土を戻して軽く踏みます、これで植え付完了となります。
その後は乾燥したら随時灌水しますが、余程の乾燥が続かない限その必要はありません。

根巻き苗の真夏での灌水と養生に付いて
7〜8月の真夏のみの対応になります。この時期以外では必要がありませんので無視しても問題ありません。植え付け後の灌水は、通常1〜2日おきで良いかと思います。その後は朝夕葉水を葉が湿る程度にかけて下さい。土が湿る程では多すぎです。


●発送時期によっては樹形に不満の苗が届く事もあります。
コニファー工場生産品ではありません。当然型にはめて作り出す物でもありません。1本毎に全て違います。この事をご理解いただきたいと思います。
また、日々成長しておりますので維持管理もしなければなりません、時期によっては全体を刈り込む場合も、先端部を切断する事もあります。
時期によってはこの作業直後の苗が届く事になります、当然届いた苗を見てご不満が爆発する事は十分承知しています。
それらを十分理解しておりますが植物であるためにやむを得ない作業となります。
適切な管理無しで発送した場合到着時点では良かった物が、時間の経過と共に悪い方向に進んでしまう事もあります。
到着時点は多少見苦しくとも将来を見越して作業しておりますので届いた苗が日毎に悪くなる事を避けてもいます、花工房では届いた時点よりも、その後の姿にも心配りをしています。
植物を求める時に最も大切なのは根の状態と、活力ある状態の苗であるかです。
外観は立派でも活力が無い苗では植え付け後衰退へと進んで行き、立ち直るには時間がかかるか、枯れてしまいます。


●ガーデン工事は信頼出来る所へ.....!
お客様よりの声です
植木は植付け後の管理まで含めて信頼できる所にお任せした方がいいですね。
今回はいい勉強になりました。ただ、何分高価な木ですから高い勉強代にならないように、自分なりに知識を付けて大切にしたいと思います。
一つだけ質問させていただいてもよろしいでしょうか?水遣りは、通常コニファーは控えめの方がいいのですよね。
造園屋さんに毎日潅水するように言われたのがどうしても納得できなくて。
でも主人は造園屋さんから言われたからそうすべきだと言います。
しかも日中の日が高い時間でも、葉水するつもりです。
このままでは夫婦の意見が分かれてしまいます。

時期とか状況によっては一概に間違っているとも言い切れませんが、最終判断はご自身と言う事になりますので良く植物の特性を勉強される事です。植物も人間も一緒ですから何が良くて何が悪いのかを、ご自身が植物に問いかけて答えを導き出すのが最も正しい答えになると思います。
初心者はいきなり高価な物に手を出さず、自信が付いてから求める事を推奨します。




緑葉色と斑入り種と黄色葉種&銀緑葉色の違い

植物の大部分は緑色をしています。当然と言えば当然なのですが、突然変異によって、緑葉色の植物から斑入り、黄色葉色の植物が出現します。綺麗に発色すれば珍品としての希少価値が出ますので珍重されて来ました。
コニファーの種類にもこの斑入り種があります。しかし斑入り種は植物が持つ葉緑素が少なく、白色の部分は全く作る事が出来ません、。虚弱になるのは当然ですが、それだけでは済まないのです。
白色の部分が多く発生した箇所では、必ずその場所が葉焼けを起こします、やがてこの部分は枯れてしまいます。
斑入り種の特性を知らないでお買い求めになりますと、この症状が「クレーム」となります。
これは植物の持つ特性ですから対策のしようがありません。斑入り種をお求めになる場合にはこの事をしっかり認識された上でお求め下さい。
シルバーダストではこの症状が先端部に時々現れます、当然成長点は枯れてなくなります。
しかし、植物の生理は良く出来ていまして、そのまま放置していても側枝がいつの間にか伸び出して来て、何事もなかったように成長を開始します。
黄色種、銀緑種共、緑葉色種に比べますと成長力の低下と、樹勢の弱さが付いています。
植物と言う物は元来、1年、2年と言うスパンで対応しませんと旨く付き合う事は出来ません。
人間社会のスピードを、植物に合わせる事事態が、所詮無理な事なのだと言う事を改めてご認識下さい。
植物と上手に付き合うには、植物時間に合わせた、ゆっくりした時間を持って付き合事でしかありませ。
それでないと折角コニファーを植えても、癒しも得る事が出来ません。目と心に潤いを....です。


高成長種と、超低成長種の違い
高成長種の方が、強健でしかも大きさからして価格が大変にお安いと言う強力な魅力があります。
スペースに余裕があるのでしたら何らの問題も、疑問も生じませんが、限られたスペースに植えるとなるとそう簡単に答えが出る物でもありません。最も悩める点でもあります。
問題は超低成長種の選択をした場合にあります。
全ての植物は基本種から外れた場合には何らかの弱点があります。小型になればなるだけ樹勢は弱くなり、デリケートな品種となってきます。
グリンコーンと、デグルートスパイアーとは良く似ていますが、後者は前者に比較して明らかに虚弱体質にあります。
また、ブルーヘブンと、ウイッチターブルーでも後者の場合は樹勢は弱いです、まれに枯れる事もあります。
初心者ではこの事を十分に認識されてからお求め下さい。初心者では当初強健種を求めてコニファーの特性を十分理解してからお求めになる事をお薦め致します。


直根と針葉樹
全部の種類に当てはまる訳ではありませんが、トウヒ、モミの仲間では土中深く直根が伸びます。
成長が停滞期に入る頃には直根は2メートル以上、最先端までですと3メートル程度になる場合もあります。
真っ直ぐな根が土中深く張り、巨大な地上部を支えます。それが根の役割の一部でもあります。
直根と地上部の成長には大変密接な関係があって、直根が張り出すと地上部も芯が立ってきて一気に伸び出します。
通常これらの仲間は1年に一度しか成長しませんので、今までののんびりした成長は何だったのか..と思わせる程、初期の成長の遅さにはしびれを切らす程の特性があります。
反面、成長期間は停滞なく成長し続けるグリンコーンなどとは生育スタイルが大きく異なると言う事をを是非理解して下さい。
「ホプシー」が高価なのは実はこの部分があるからなのです。
1年間どれだけ成長したのか疑問に思うくらい低成長をしていても、一端直根が張り出すとグリンコーンにも負けない程の成長を開始します。
直根が張りだした時期が成長の分岐点となりますので一日も早く直根を張り出させる事が、これらの植物を育てる上で最大のキーポイントとなります。
しかし直根は鉢栽培では発生しにくく、ある程度地上部に枝葉の財産が付かないと発生しません。
小さな時期に無理して支柱を立てても意外と上には伸び出してくれません、これは直根との関係があるからで、植物の生理に逆らっても良い結果にはなりません。
当然直根が張り出すと、乾燥にも、強風にも耐えられる体質と変化してます。


●実生苗と、挿し木苗と、接ぎ木苗
通常実生で育てた苗は、寿命が長いと言われます。また強健にもなる特徴があります。
寒地の植物を暖地で、暖地の植物を寒地で育てる場合にも環境適応能力が増す事も知られています。
また、その栽培環境に適した個体だけが生存出来ますので、自然と丈夫な物だけが育つ事にもなります。
これは一種の選抜育種としての意味も持ち合わせております。また変わった個体を見つけ出すためにも有効な手段にもなっています。
けれども、園芸の世界では優れた物、綺麗な物を要求されますので実生の価値が余り発揮出来ません。
最も大きな欠点は、「親と同じ物が出来ない」と言う欠点があります。
実に親に良く似た物が育ちますが、親のコピーではありません。園芸の世界では原種繁殖以外用は実生生産は利用する事はほとんどありません。
余談になりますが、一代交配とか、F1と言われる草花の種などではこれらの種子から撒いた物になりますが、この場合には親とそっくりではありませんが、均等な性質を持った苗が得られます、けれどもこの苗から種子を取って播いても親と同じ物は作れません。
一定の比率では親と同じ物が育ちますが現実的ではありません。それぞれの優れた物同士を交配して得られた種子は素晴らしい遺伝子を持ちますが、残念ながら一代限りとなってしまいます。
不思議な事に同じ交配組み合わせでも、種子親と、花粉親を取り違えただけでも変化してしまうと言う遺伝子の不思議な世界もあります。
通常、親と同じ物を育てる場合には「栄養繁殖」と言いまして、挿し木が最も多く利用されています。
その他の栄養繁殖としては、取り木、接ぎ木、成長点培養がありますが、繁殖の手段として挿し木と、接ぎ木が最も多く利用されています。
さらに接ぎ木の良いところは、樹勢が弱い品種でも強健な台木に接ぎ木する事で樹勢の弱さを補う事が可能となります、その他にも早く大きく育てる手段としての素晴らしい繁殖法です。しかし残念な事にこの技術は高度な接ぎ木技術を持たないと利用出来ない欠点があります。
これらの繁殖技術をもつ業者が年毎に減少している現実もあります。
接ぎ木繁殖はしっかりした数値デターが確立されていない上に、高度な企業秘密となりますので世間に公開される事もほとんどありません。
感と、経験に頼る部分が大で、大規模な農園でもこれらの繁殖方を利用される事は少ないです。
苗木の専門業者のみが扱う特殊技術となっています。
現在国内でのコニファー生産で、接ぎ木を用いた生産をされている業者は数える程度でしょう。
一般的な繁殖方としては挿し木が最も多く、より完璧な挿し木生産の手段として「ミスト繁殖」が利用されています。

園芸種と言われる植物の繁殖は、接ぎ木、挿し木等の栄養繁殖で育てた物しか品種名を付けての販売は禁止です。園芸種より種子を取って育てた苗は園芸種ではありません。これらの苗をグレックスと呼び、接ぎ木などより繁殖した苗をクローンと呼びます。ホプシーと言う園芸種は万国同一種となります。



接ぎ木苗とは......?
接ぎ木とは....! 一口で説明すると、それぞれ異なった個体をつなぎ合わせる事です。
親和性と言いまして、全く性質の異なる物同士で繋ぎ合わせる訳ではなく、人間で例えるなら近親者同士という事になります。
植物の分類には一般的に、科→ 属→ 種→ 品種という風に分類されています。この中で「属」か「種」同士が接ぎ木として親和性があり、接ぎ木が可能という事になり、その中からより台木として適している物を見つけて接ぎ木の台木を選定します。
台木とは根に当たる部分を言います。この根に、目的の品種を穂木として使用して接ぎ木苗が誕生します。
これが接ぎ木の基本的な理論となります。

接ぎ木の目的として....
1.挿し木が出来ない、 発根しても樹勢が弱くてこの方法でしか繁殖出来ない場合。
繁殖の手段がこれしか無い場合。トウヒ、モミの園芸種では大部分この部類に入ります。例として:プンゲンストウヒ/ホプシーがあります。また果樹苗では100%が接ぎ木苗で販売されています。根の部分にビニールテープが付いた状態で売られている事があるので春の時期に観察して見るのも理解が早いです。
2.生育の極端に遅い品種。
台木の強健性、高い成長量を利用して短期間に販売可能にする場合に利用します。例として:ナナルテアなどがあります。
3.スタンダード仕立ての様な特殊仕立てをする場合等で利用されます。

ブルースターのスタンダード仕立てがその例となります。ブルースターそのものからのスタンダード仕立ても不可能ではありませんが、元来匍匐性種ですので仕立てるまでには何十年と言う歳月が無いと出来ません。当然現実的ではありませんのでこの技術が利用されますが、国内では花工房以外では利用していないでしょう。
4.品種の特性で、根の弱い品種、根張りが悪く倒れやすい品種での改良として
ホソイトスギの仲間では、地上部は大変素晴らしい物がありますが、何れも樹勢が弱く、根張りが大変悪い特徴があります。
花工房ではこれらの仲間を全て「アリゾナイトスギ」の実生苗に接ぎ木をしております。結果として素晴らしく旺盛な樹勢と、旺盛な根張となって改善されています。樹勢が弱い品種でも強健な台木に接ぎ木する事で樹勢の弱さを補う事が可能となります。例として:サルフレアー

接ぎ木苗が高額になってしまう訳
接ぎ木生産は台木となる品種を、台木専用として数年間栽培しておきます。この段階で苗木として十分販売可能な物です。この苗を接ぎ木用として地際の部分から切断してしまいます、つまり台木として利用します。この分コストが掛かります。更には専用の施設と設備も必要となります、更には高度の技術力が無いと接ぎ木は出来ません。失敗すれば折角育ててた台木が無駄となってしまいます、この事が接ぎ木苗が高額となる大きな理由です。
さらに接ぎ木繁殖には高度な接ぎ木技術を持たないと生産出来ないと言う大きな欠点があります。
接ぎ木繁殖とは現在でもしっかりした数値デターが確立されていない上に、高度な企業秘密の部分も多いので世間に公開される事なく、感と、経験に頼る部分で維持しているのが実情となっています。大規模な農園でもこれらの繁殖方を利用される事は少ないです。苗木の専門業者のみが扱う特殊技術となっています。


購入時のサイズで迷っています....?
地植予定でしたら0.8〜1.2メートル程度のサイズがお薦めです。価格も手頃で、運賃も比較的安くて済みます。
遠距離、特に沖縄方面ではもの凄く高い運賃となりますのでポット苗がお薦めとなります。
気候も温暖で、寒さの心配がありませんから十分対応可能だと思います。ただし台風シーズンは避けての話ですが。


一日も早く目隠しにしたいのですが...?
5〜6年後に目隠しとして丁度良い状態になるのが理想です。しかし環境によっては「今直ちに目隠しが必要」と言う場合もあるだろうと思います。その場合には特別成長の早い品種の1.2〜1.5メートルのサイズを選んで下さい。場合によっては1.8メートルクラスの苗も必要かと思います。
高成長種とは言い、植え付け年度での成長はほとんどありません。伸び始めるのは翌年からとなるからです。
この場合の将来の欠点
翌年からは年間0.4〜0.8メートル程度の成長があります。5年経った場合には0.4〜0.8×5=????となります。
驚く数値が出ます、これが現実です。この事を良く認識して下さい。コニファーとは日々成長し続ける物です。
対策としては
数年後に1本置きに切り倒すか、移植するかです。又は思い切って全体を刈り込む事でしか解決出来ません。


品種による成長スタイルの違い。
細身で成長の早い品種、例としては「ブルーヘブン」では苗の時は枝幅が極端に少なく苦情のある品種ですが、成長の停滞する4メートル程度に成長すると自然と横枝が張りだしてきます。刈り込まないとうっとうしい位に張り出します。
全ての成長は横に伸びるからです。ボリュウムが付き、存在感も出ます。
この品種を苗時代の認識で植えると何れは密閉してきて頭痛の種となりま。
この系統の品種は何度成長部位を切断してもいつの間にか芯が立ってきます。何度切っても立ち上がる性質もあります。
反対に
下枝が多くて上に伸びにくい品種では「ヨーロパゴールドの苗時代」下枝を切り落とす事で上に伸びます。
モミの仲間では本格的な成長を開始するまでに10年程度の期間をようする事もあります。年間10センチ程度の成長しか無かった物がある日突然に年間1メートルも成長するように変身します。
ご存じの「ラインゴールド」ですが、成長が進と自然と芯が立ち上がり球形の樹形は失われます。


高成長種か、低成長種か迷っています...?
基本的には初心者では高成長の強健種を選ぶべきです。
これで枯らすようでは植物に対する認識が基本的に違っています。しっかり勉強し直すか、断念すべきです。
今年の夏は雨が多いせいか、ポットから抜いた苗を畑に並べて置いた物が1本も枯れずに皆根付いています、当然灌水などしません、不良品として何れ捨て去る苗だからです。
強健種とはこれでも枯れないのです。理解出来るでしょうか....!
低成長種は大変魅力ですが全般的に性質は弱いです。初心者が何の知識もなく飛びつくのは推奨致しません。
価格も高いですので枯れた場合の落胆が大きすぎます。ホプシーなども初心者が植える品種ではありません。


コニファーの葉焼けについて...
品種解説のページにて、「斑入り種では真夏に葉焼けを起こす事があります」と記載があります。
葉焼けとは、樹木が水分を土壌より吸収する量より、枝葉からの蒸散の方が多い場合に顕著に発生します。
特に葉緑素を持たない斑入り種の白色、黄色の部分の葉は少し強い太陽光でも焼けてしまう事があります、特に鉢栽培では被害が見られます。
葉焼けしても枯死に至るような重傷には至りませんが、焼けた部分は黒褐色になってやや見苦しくなります。
この様な葉焼けも地植してからの年数が経過する毎に徐々に軽減され滅多に葉焼けを起こさなくなります。
対策としては、真夏半日陰地に鉢を移動するなり、日陰を人工的に造って対処します。
特別心配する症状ではありませんが、斑入り種等ではこの様な症状も発生する....と言う事を知る事も大切です。
真夏、長雨後の急激な日照で「コニカ」等でも発生する事があります。




※「スロ−グロ−イングポットについて(成長抑制容器)」

-スローグローイングポット−
 右:白い布製の容器がポット
 左:実際の栽培状況

 一見直ぐに腐りそうだけど5年
 以内には絶対腐らない、多分
 10年程度は腐らないと思う

★このポットは優れた点も多数ありますが、あくまでも緊急避難的な商品でしかありません。永久適に使用出来る資材ではありませんのでご注意下さい。

ポリエステル(不繊布)で作られた通気性、通水性に優れたポットを指します。
形状は布状でプラ鉢等とは全く異物の容器になります。
通常の鉢ですと、根は鉢の周りと、鉢底に集中して発根しますので鉢の内部は以外と細根が少なくポットに接する部分のみに集中してしまいます。


★このポットは優れた点も多数ありますが、あくまでも緊急避難的な商品でしかありません。永久適に使用出来る資材ではありませんのでご注意下さい。

これが進みますとル−ピンクと申しまして、根が老化してしまい、当然地上部も弱ってきます、こうなると樹性回復が難しくなってしまいます。 
これを改善した物が不繊布容器なのです、これで栽培しますと、鉢内全体に細根が発生してル−ピンク状態を長く抑える事が出来ます。これを利用しますと成長の早い品種でも3割程度は成長を抑える事が出来るのと同時に、更に良い点としまして前ペ−ジで述べました、「コニファ−は移植を大変嫌います、また困難です」の問題点を完全クリア−してくれるのがこの容器なのです。
容器に植えたまま3〜5年間は植え替えなしで生育が可能ですし、そのまま畑に埋めてしまう事も可能です(1年未満)。定植位置が決まらない時などは、一時この様にして畑に埋め込んで育てておき、位置が決まった時点で掘り上げて、不繊布をカッター等で縁から底の部分まで4ヶ所切り開いてポットを剥がしてから、完全な定植とします。従来の品と違い改良されたタイプですので根が不繊布に入り込んで剥がれないと言う事はありません。
一部太い根の張り出す品種では貫通性が高くなり1年程度で、太い根が外に張り出す品種もあります。

更に素晴らしい点として.....
ガ−デニングの作業上、この容器で樹木を植えてあれば樹木の回りを耕したりする場合に樹木の根が邪魔して耕しずらいと言うことも少なくなり、草花などの植え替えが楽に、しかも簡単に出来てしまいます。


注意点
冬季−8℃以下に下がる地方での常緑樹の地上栽培は寒さで枯れる危険性がありますので必ず地中栽培にして下さい。夏は地上、冬は地中栽培でも大丈夫です。
落葉樹の場合には比較的寒さに強いので危険は少なくなりますが、耐寒性の弱い物については地中栽培をお願いします。


ポットの剥がし方
部分の品種ではポットの外部に細根は発生しますが太い根はあまり外には張り出しません、けれども一部の品種では太い根が勢い良く発生する場合もあります。
アトラスシーダー等の品種では外部に太い根が張り出してポットが剥がしにくくなりますのでご注意下さい。
対策としては、ポットより張り出した太い根の全てを、ポットの際でハサミで切り取って下さい、その後
カッター等で不繊布の縁から底の部分を経由して反対側まで切り開いてポットが2分割になるようにしてからポットを剥がして下さい。
根鉢の部分は絶対に引っ張らないで下さい。ポットの方を痛めて下さい。



太い根がポットより張りだした場合の対処の仕方
数年間地中栽培しますと品種により太い根がポットより張りだします、この場合の対処の仕方としては4月頃地中よりポットを掘り出してそのまま2〜3ヶ月程度地上で育てます、すると外に張り出した根は自然と枯れてポット内部に新根が張り出します、張り出した時期を見計らってから地植します。
太い根が張りだしたままのポットを切り開いて植える事は厳禁です枯れる危険があります。

刃物の材料として、出雲特産の砂鉄から得られる安来鋼は素晴らしい切れ味を保証出来る鋼です。
特に、青紙と呼ばれる鋼は、刃こぼれが少なく、長時間切れ味が落ちません。毎日のように使用する鋏ですが、購入後一度も研いていませんが、切れ味は全く落ちません。
コニファーの緑葉を切っていると鋏の動きががきつくなって来ます、刃にヤニが付着するからです。
この除去にスプレータイプの防錆潤滑剤がお勧めです。
一吹きで鋏の動きが滑らかになります。
金属同士がこすれる部分にも手軽に使えるアイテムです



■ 整枝剪定道具のお勧め品 ■
飛塚製鋏所
山形県山形市桧町1-10-7 
電話:023-684-5211
http://www10.plala.or.jp/tobisho/
長年刃物と付き合って来ましたが、その中で花工房が自信を持って紹介出来る手打ち鋏の専門店です。
プロの切れ味を求める方向きの商品を扱っています。価格は少々高いですが切れ味は折り紙付きの品です。切れ味の良い刃物は手に掛かる負担が小さいので長時間使用しても疲労感が違います。女性などでは少しの握力で太い枝が切れる利点があります。
また、切れ味の良い刃物は植物にも易しい鋏となります。
手入れさえすれば一生物となりますからけっして高い物ではありません。花工房でも長年愛用しています。



■ 参考図書 ■

洋書
 CONIFERS  D.M.van Geldren  J.R.P.van Hoey Smith ($125.00)全ページカラー写真集。
   上下2冊セット。カラー写真2.000枚以上収録。
 

和書
高橋 護著  「コニファーガーデン」      農文協出版      1600円
柴田忠裕著 「コニファ−ガ−デン」  NHK出版      1456円
柴田忠裕著 「コニファ−ズブック」   グリ−ン情報
      
4800円
柴田忠裕著
 「コニファ−を楽しもう」 主婦の友社      1200円



ワンダ−ガ−デン 花工房
栃木県宇都宮市石那田町桑原1467-1
E-mail hana@hanacobo.com