TOP品種リストへO&Aコニファー教室注文書





品種選定が済んだらいよいよ苗木の購入となります。
花工房では170種以上もの種類を生産、販売をしています。これ程多くの品種を生産しているナーセリーは全国に指で数えても余ってしまう程度しか実在致しません。
お求めは近くの園芸店、ホームセンター、通販、造園業者の何れかから購入となりますが、ネットショップで求める手段もあります。この場合には現物を見られないので不安がありますので信用の出来る業者を選んで、最初は先ず少量購入して安全性を確かめる。または生産現場を直接訪ねて求められる事をお勧め致します。
鉢栽培品では色艶が良くて、見るからに元気そうな苗を選びます、間違っても鉢底から根が沢山張りだした苗はルーピングを起こして樹勢が弱っていますので避けます、明らかに肥料が切れと思われる苗、見るからに品素な苗も避けます。この様な苗を選ぶと枯れないまでも正常な姿に回復するまでには数年の月日が必要となります。
また地上部の目に見える部分にばかり目を取られる事なく、目で見る事の出来ない根張りの部分にも十分観察する必要があります。特に根巻き苗では地上部が見るからに健康そうな苗でも根の部分がブヨブヨしている様な苗は避けます。植物に取って根は命です。

次には根巻き苗か、鉢栽培品かという事になります。一部の種類を除いては鉢栽培品をを求めて下さい。
ただし、根巻き苗でも全く問題ない品種グループとして、ニオイヒバ系、コノテガシワ系があり、これらのグループでは根張りがしっかりしているので根巻き苗でも問題ないでしょう。ただし植え付け時期が限定されます。冬と、夏の期間は移植は枯れる危険が高いので原則避けます。

○根巻き苗の特徴
畑で栽培している苗を、注文時に堀上げて根の部分をコモ等で巻いてある苗を言います。
長所....畑栽培の苗は根を縦横無尽に張り巡らす事によって水分と養分を必要なだけ十分に吸収するばかりでなく、微量要素も十分に吸収する事により、生育量にプラスして、樹形、葉色等もポットで育てた物とは雲泥の差あり、見応えのある素晴らしい苗を造る事が出来ます。※寒地では10月以降の根巻き苗は避けます。

欠点....堀上げ時に半分以上の根を切断する事になり、当然ながら植痛みが発生します。
通常コニファーの根は細根が少ないですから植痛みが極端に出ます、時期が悪かったり切断量が多い場合
には枯れる危険が高くなります、枯れないまでも一時的に生育が停滞して最低でも1年程度は生育が休ん でしまう事もあります。樹種によっては2年程度は本来のシルバー色にならない場合もあります。    また、真冬、真夏には移植で枯れる危険が生じますので移植が出来ない不便もあります。堀上げてからの時間が経過すればするほど樹勢が落ちてきます。園芸店で売られているコニファーのイキの悪いのはこの事が原因になっている場合もあります。

○ポット、鉢栽培苗の特徴
黒いポリポットか、やや堅めのポットで栽培された物で、容器で栽培された苗を指します。
長所....移植の際全く根を切断しませんので年間を通じて移植が出来ます、「何時植え替えたら良いですか...
?」との質問が沢山寄せられますが、容器栽培である限り移植の時期は全く問いません。年間を通じて希望の時期に移植が出来ます。
根の切断が無い為に庭に植えた時点から停滞することなく素晴らしい生育を示します。

欠点...限られた用土、限られた容積での栽培となりますので生産者がいくら努力しても畑栽培品をしのぐ苗は作る事が出来ません。ボリュウムが不足したり、葉色等に色艶が無かったり、畑栽培品みたいな活力に充ちた苗には育ちません。その上生育量が2割程度はダウンします、更に栽培設備や灌水、肥料等の栽培管理にに費用がかさみ、栽培面積にも制約を受けます、つまり畑栽培よりコストがかかる事になり生産者は余りメリットがなく、努力した割りには素晴らしい苗が育ちません。
1メートル以下の苗ではポット苗が大部分ですが、1メートルを超える苗になりますとポット仕立て品は極端に生産量が少なくなります、その原因はここにあります。
コニファーに取って最も重要なのは地上部の見かけの部分ではありません、目に触れる事の少ない根の部分にあります、多少地上部にボリュウム不足があったり、見かけが若干劣っていても根を一切切断していないポット仕立て品では植え付け後短時間でその部分は取り戻してしまいます。購入時に大切なのは根の部分である事をしっかり認識するのと同時に根巻き苗、鉢栽培苗の長所短所も良く理解してお求め下さい。


.購入時のサイズは....?
地植の予定でしたら0.8〜1.2メートル程度のサイズが価格も手頃でお薦めです。
小さく苗でも最低15センチ鉢以上の物を求めて下さい。コンテナーで栽培する以外では小さなポット苗は避けます。予算の関係で小さな苗を求めた場合にはある程度大きく育ててから地植にします。

■.購入先では
コニファーを購入するにはにはホームセンター、園芸店、植木業者、生産者、通販と様々な購入先がありますが、ホームセンター以外では現実的に求めるのは難しいかも知れません。理想的には生産者の畑に行って直接気に入った物を購入するのが理想でが、全国津々浦々に生産者がいるわけではないので現実的ではないでしょう。
以下に購入するときの目利きの話をします。

.ホームセンターでは
まずお店の担当者にコニファーの入荷時期を聞き出します。何故かと言いますと、この入荷時期が最も新鮮な時期だからです、入荷直後なので痛みが極めて少なく、生産畑直送の新鮮さがあります。更に入荷直後は大量に入荷しますので沢山数のある中から最も条件の整った株を求める事が出来るからです。間違っても残り少ない時期に求めたり、長く鎮座してたような在庫品を買ってはいけません。また枯れた場合の対処も聞いておきます。この部分が大切です。「コニファーは消費する物ではありません、育てる物です」

.植木屋、生産者直接では
畑を見た瞬間整然と栽培品が並んでいて、栽培施設等もきちんと整理整頓されている事、雑草等が生い茂っていない事。これだけを見極めれば生産品の品質は自ずと解ります。生産品を見るまでもないのです。
ここにポイントを絞って確認します。これに合格していれば購入されても安心です。反対にこの条件に合わないようでしたら購入を見送ります。当然ながら枯れた場合の対処も聞いておきます。

.通販では
購入後のサポート体制を事前に確かめます。植物は消耗品ではありません、育てる物ですから購入後も色々と問題が発生します。その時にしっかりとサポートしていただけないと途方に暮れてしまう事になります。美味しい文言とか、価格に惑わされては結局後悔する事になります。
また販売者自らが生産している事が絶対条件です。中には自分では生産しないで注文を受けてから業者より求めて発送する業者も少なくありません。一度生産の現場を確認してから購入します。
「園芸書の多くはしっかりした苗とか、良くしまった苗とか、根鉢がしっかりした物を求めます」などと書かれているのを見かけますが、これでは抽象的で本質を見失っています。生産の現場を確かめてから求める事を何より大切と思って下さい。
生産の現場を尋ねると、色々教えてもらえたりも出来ます、気軽に尋ねられて不明な点などは解消しましょう。
大変面倒のようでも書籍では得られない貴重な栽培情報も教えてもらいましょう。コニファーについて最も詳しく知っているのは誰でもありません、生産者なのです。この事をしっかり認識しましょう。ここでも枯れた場合の対処も聞いておきます。


ワンダ−ガ−デン 花工房
栃木県宇都宮市石那田町桑原1467-1
E-mail hana@hanacobo.com