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コニファーの魅力は既にご存じの通りで今更説明するまでもありませんが、生産者側から見たコニファーの良いところ、素晴らしいところ余すことなく解説してみたいと思います。

コニファーが良いとされる理由として、住宅の洋風化が大きく影響しているでしょう。
畑の中にも、水田が続く地方の住宅でも以前では考えられなかった外壁、外観の住宅が沢山建つようになって来ました。農村部でさえこの状態ですから振興住宅地ではなおさらでしょう。
ピンク、オレンジ 等のカラフルの外壁に、従来からの門かぶりのマツや、玉造のツゲ等、いわゆる仕立物を植えようとは思いませんし、どう見てももしっくりきません、ミスマッチである事は若い世代の方達にはしっかりと認識されています。フアッションの一部として位置づけしているのかも知れません。コニファー以外の庭木は考えられないと言う感じで見学に見えます。世の中の庭園木が全てコニファーに置き換えられたので余りにも息苦しくて仕方ありませんが、コニファーの普及は未だ始まったばかりと言う感じではないでしようか。本格的な普及はこれからでしょう。

在来の庭木と言われて来た「マツ」「玉ツゲ」と比べたら圧倒的に手入れ入らずと表現出来ます。それではコニファーとは全く手入れが入らないのかと言うと、それは間違いです。コニファーも植物です。植物であるという事は日々成長すると言う事です。現状維持という事はあり得ません。管理が楽だと表現出来ても手入が入らないと言う事ではありません。最低限の維持管理は当然必要です。

人気の高いローズガーデンなどと比較したら限りなく無手入れ状態で維持管理が可能でしょう。
バラの花を楽しむ為には並々ならぬ日々の管理作業が必要です。病虫害との戦いもあります。薬剤無しで綺麗な花を楽しむ事は難しいです、日本の高温多湿の気候にバラを合わせるには相当の無理があります。無理をして育てているという感じがしてなりません。
バラの花にはそれを超えた魅力があるのかも知れません。気候から見たらコニファーも例外ではありませんが、それは実在する品種のほんの僅かの品種でしかありません、大部分のコニファーでは無手入れ状態でも健全に育てる事は可能です。

また1.2年草花壇では季節毎に植え替えなくてはなりません、植え替えのコストと管理はコニファーの管理の比ではないのです。
管理が楽で毎年花が楽しめると言われる「宿根草」でも数年毎に株分けをしないと衰弱してしまいます。第一、日本の高温多湿の夏を乗り切れる宿根草がどれほど存在すでしょうか?。素敵な宿根草が沢山日本に導入されていますがどれだけの種類が日本の気候で素晴らしい姿を見せているでしょうか........
海抜1.000メートル以上の夏期例境地ならいざ知らず平地ではその大部分が腐ってしまう悲しい宿命にあります。
その原因は日本と気候風土のの違う外国で品種改良された物だからです。国内で雑草の如く生息出来る宿根草はほんの僅かだという事をしっかり認識して欲しいです。
その限られた極少ない宿根草と言えどもその観賞期間は僅かで、それ以外の大部分の期間は見苦しい姿を露呈しているか、地上部が枯れている期間が大部分で観賞する期間は本当に限られしまいす。

この事からも分かるようにコニファーガーデンは少ない管理作業で年間綺麗な姿を楽しませてくれるのです。
ここがコニファーガーデンの素晴らしいところでもあり、最大の魅力でもあります。
こんなに素晴らしいコニファーにも欠点はあります、それは花が咲かないという事です。唯一の欠点はここにあります。
これを解決する手段としては「球根類」が簡単に解決してくれます。
球根類はあまり手入れを必要とせず気軽に楽しめる魅力を持っています。最大の特徴は花を咲かせるだけのエネルギーを球根に蓄えているという事です。ヒヤシンスなどでは水だけで花を咲かす事が出来ます。球根の価格はやや高いですが僅かなスペースを埋めるのには抵抗がない程度の出費で済むでしょう。この球根を樹と樹のスペースに余裕のある場所へ植え付けます。球根には沢山の種類がありますので早春から初秋頃までは十分楽しむ事が出来ます。

アリュウム、クロッカス、フリチラリア、スノードロップ、ヒヤシンス、ムスカリ、リコリス、スイセン、チュウリップ、ユリなどは特にお勧めです。
春の代表種であるチュウリップではこれがチュウリップとは思えないような変化に富んだ物が沢山あります。
初夏に咲く球根としてはユリがあります、ユリは半日陰でも育つので樹木の下などにはもってこいの球根となります。
この仲間も、沢山の種類がありますので、色々な種類を組み合わせる事で長期間楽しむ事が出来ます。
ユリは特にお勧めします。コニファーの間に咲く1輪のユリの花はもの凄いインパクトがあります、それは色も姿も強烈な物があります。
沢山植える必要はなく、1輪、2輪、そよと咲く風情はたまらない魅力であり、両者をこよなく引き立たせてくれます。
唯一ユリの欠点は、花が咲き出す頃になると必ず茎に虫が入り込み、折角の花が咲けず仕舞いになる事です、この対策としては蕾が見え始めた時期に、オルトラン粒剤を撒いておくだけで解決してくれます。

夏から初秋にかけてはリコリス(ヒガンバナ科)があります。好き嫌いはありますがアクセントとしては素晴らしいです。
素晴らしい魅力を持った球根類も花が終わるとやはり見苦しさは目立ちます、ここはしっかりと割り切って花が終わったら早めに見苦しい地上部は切り取ります。
もったいない気もしますがこれも消耗品と割り切って毎年植えると良いでしょう。
植え込む量はアクセント的な意味合いですから少しの方が効果的です。沢山の種類がありますので季節毎に花を楽しめるようにローテンションを組みましょう。
スペースに余裕がある場合にはガーデン予定地の一部を花壇用として確保しておき、1.2年草でも、宿根草草でも構いませんが、ほんの少しのスペースを花壇として割り当てる事で、季節感とアクセントととしての花と、コニファーが互いの良さを発揮させる相乗効果が期待出来ますのでお試し下さい。

花の咲かないコニファーでも気温の変化と共に赤褐色、茶褐色、黒赤紫色などに変色する品種が存在します。
この現象はほとんど知られていません。ある人は紅葉だと表現しました。
変色する言う事は、好みは分かれるところですが、季節によって葉色が変化する姿は大変美しく、季節感と共に十分楽しませてくれるはずです。
これらは何れもコニファーガーデンとした見方ですが、僅かなスペースでも樹形の豊富さと、成長度合いの違いを組み合わせる事で十分楽しむ事が出来るのは勿論ですが、特殊な物としてスタンダード仕立てなどでは僅か1本でも強力なインパクトを持つガーデンへと変身する事が出来ます。成長しても横幅が50センチ以上にはならない品種もあり、1メートル育つの10年以上必要な種類もあります。非常に利用範囲の広いものなのです。

コニファーを正しく認識して、もっともっと利用してもらえるよう道案内をしたいと思って書いています。
コニファーとは何と言っても「目と心に潤いを」です。コニファーにはこの文字がピッタリです。美しいグリーンとそこから発せられる独特の香りはまさにこの言葉に当てはまります。

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