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モニター会員名 藤川様 47才    お住まい:東京都町田市

藤川様の個人HPへリンク........
http://www5a.biglobe.ne.jp/~beruwan/yamanaka/conifa/conifa_index.htm

モニター応募への目的及び理由
昨年4月に土地を購入しました。将来的にはこちらに住む予定ですが、現段階では仕事の関係、金銭的問題でちょっと無理なので、家を建てるまでの間、庭造りをしようとのことで活動を始めました。始めは40年を越す唐松林で、地元のどの人に伺ってもこの唐松は、家を建てるのであれば、倒した方が良いとのことでした。(実際に何本かは、シロアリに食われスカスカになっているのもありました。)唐松を伐採し、その根を掘り起こし、整地をして、将来的に必要なガレージを建てました。現在は、週末はこのガレージに寝泊りをしながら、庭造りに励んでいます。
入り口付近にコニファーを11本植え、その回りはお花畑に。南側の隣との境に5本ブルーアイスとピラミダリスを植えました。
西側には白樺を18本列植して、北側には4列に45本を植えました。そしていよいよ東側の隣のログハウス前に、大きくなるコニファーを植えたいと思っている時に、花工房様のモニター募集を拝見し、応募しました。現在は、住んでいないのでまさかモニターに当選するとは思ってもいませんでした。
花工房様からは、38種類、41本のコニファーが届き、そのボリュームにびっくり。本当は、5、6本をログハウスの前に列植するだけと思っていましたので、整地が終わっていなく、GWに頑張って付近の根を掘り起こしました。
植樹をしようとポットより根を出すと予想以上に根張りがすごく、これはもっと間隔を空けてあげなければいけないと感じ、急遽、小道を挟んで反対側の整地をし、コニファーのエリアを広げ、なんとか植樹が終わりました。
まだまだ、きれいなコニファーガデンと言うところまで及びませんが、この後じっくり時間を掛け育てていこうと思っています。


花工房サイトへの感想
コニファー一つ一つの写真があり、とてもわかりやすかったです。これだけの種類があり、それぞれの特徴、育て方等データーがしっかりしているのはこのサイトだけではないでしょうか。
現状の情報も更新が早く、努力していると感じました。本当にまじめにコニファーに愛情を持って仕事をしていると経営者の人柄が感じられます。


モニター会員様の気候風土
 富士山の麓、湖の近くにあります。標高は1,000mです。夏は23〜25℃位で、湿度は高くありません。
標高が高いので、紫外線は強いです。ヒマラヤの青いケシもさきました。
10月頃からストーブを使い始め、5月の今でもストーブを使うことがあります。
冬場は凍結深度60cm、−13℃〜−15℃位です。今年は3回程−20℃が観測されました。
雪も多く、3月の2週まで40cm位ありました。
植えた場所は、東側に隣の黒い家が建っているので10時頃から日があたりだします。


コニファーの鉢を並べて植える場所にレイアウトをしている所です。
地面はユンボで深く耕しました。

植えるための留意点として、花工房の品種図鑑を参考にしながら以下のことに配慮しました。
・ 将来の高さ、幅を考慮し、十分にスペースをとる。
・ 将来高くなる物を後方へ、低い物を前方へ植える。
・ 色や葉の様子を考え、バランス良く植える。
でも、実際に41本ものコニファーを並べたら、理屈通りにはなかなか行きませんでした。
2005/05/16
でも、実際に41本ものコニファーを並べたら、理屈通りにはなかなか行きませんでした。
ただ植えても今ひとつ物足りなかったので、植える土地に高低差をつけてみました。
また、予定していた所に入りきらなかったので、小道を作り、反対側にも植えました。
11の写真が小道をはさんだ様子です。
2005/05/16

モニター中間報告 2005/09/05
成長の早い品種 サルフレアー.ビャクシンオーレア.シルバーダスト.スパルタン.ブルーアイス.アトラスシーダーグラウカ.グリンコーン.コリンスゴールド.エクッパンサーパリエガータ.グレイオウル.ウイルトニー.マザーローデ
中間的な成長品種 ゴールドライダー.ムーングロー.マリソンサルファー.ビャクシンピラミダリス.ロブスターグリーン.イェローリボン.ブルーヘブン.ウインターグリン.サンキスト.デグルートスパイアー.ウィッターブルー.ブルーアロー.センチネル.レッドスター.エメラルド.ゴールデンジョイ.ゴールデンモップ.イエデロ
成長の遅い品種 コニカ.アルボスピカ.セイブロックゴールド.グロボーサオウレア.ブルースター.ナナグラシリス.ラインゴールド
枯れた品種

中間報告感想
測定日は8月16日です。
測定基準は、10cm以下が(遅)、11cm〜19cmが(中)、20cm以上が(速)です。
今年はやはり気象が変で、気温は昨年並みに23度〜27度くらいだったのですが、湿度が高く、じとっとしていました。
8月中旬まで雨が降らなくて、今週になってようやく降り出しました。 
先週までは2度ほどコニファー達に灌水をしました。
我が家のコニファーたちは枯れたり弱ったりすることなく元気にしています。


2005年度年度末報告

2005/12

1.成長の過程で気がついた点、病害虫の発生等
多少芋虫毛虫がついたものの、ほとんど虫の害が無かった。
春の方が背丈が伸び、秋はほとんど伸びなかった。
12月に入り、最低気温が第2週にー14度、第3週は寒波が来たせいもあり、日中の最高気温がー4度。
第1週に降った雪が融けず、更に降り、そのまま融けないでいる。
日照時間も5時間程度となってきている。木にとってはつらい季節になってきた。
冬囲いのことも考えたが、実際には一般の人はしないので、あえてしないことにした。
サンキストやコリンスゴールドはとても茶色くなってしまった。冬に色が変わることを知らなければ枯れてしまったと思うところだ。

2.枯れた品種、弱った品種
8月 枯れてきているのか、弱ってきているのかわからないが、セイブロックゴールドの葉の枯れている所が広がってきた。
9月 ビャクシンピラミダリス、ビャクシンオーレア、ロブスターグリーンの幹に近い下のほうの葉が枯れ始める2週にわたってオーソサイドに展着剤を混ぜて散布する。セイブロックゴールドにも散布する。
いずれも良く日光の当たる場所に植えてあり、固形の肥料を土の上にまいてあるだけで、それ以外特に肥料は与えていない。

3.コニファーに対する認識のずれ
(描いていたコニファーとはこんな感じでは無かった...)
コニファーの始めの認識は、プランターなどに草花と一緒に植え込んで飾る小さな木。
1年草のように季節によって植えかえるものだと思っていた。
別荘地を購入した時、隣の黒いログハウスの前に目隠しになる大きな木を植えたいと思った。
冬の間も葉が落ちない白っぽい葉の木がいいと思った。
また、ここの気候や環境・雰囲気を考えると針葉樹が似合うと思った。調べたらコニファーという名前があがったコニファーというカタカナが、輸入物というイメージがあり、日本の、特に東京の環境に合わないのではないかと思った。
だから別荘で植える木を検討したときにも、ヨーロッパやカナダのような気候のこの場所ならコニファーが育つのではと思った。
しかし、必ずしもそうではなく、シルバーダストやビャクシンオーレアなどはー8度を下回ると危ないとの事。
知らなかった・・・ 大丈夫だろうか・・・   

(今まで知らなかったコニファーの特性色々・・・)
今までコニファーに限らず木にはあまり関心が無かった。木というのは背が高くなって、幹が太くて、濃淡の差はあれ緑色の葉がついている。
冬に葉の落ちるのと落ちないのがある。そんな程度だった。本を買ってコニファーの写真を見た。
葉にいろいろな色があるんだなと思った。
いきなり大きな木を買って枯らすのも怖かったので、入り口を飾る白っぽい高さ3m程度のコニファーを調べたところ、「ウィチタブルー」。
花工房さんに買いに行った。写真で見たのと違う、本物の木がたくさんあって、しかも同じ種類の木がたくさんまとまって置いてあった。
その色の多さはお花畑のようだった。サルフレアという木が余りに美しくて衝動買いをしてしまった。
ブルーアイスという本当に存在した白い木も買ってしまった。
モニターに当選して今まで気にもかけなかった、知らない木も来た。毎週毎週じっくり眺めていると、それぞれの名前を覚え、個性が見えてきた。
その次に、サワラとかヒノキのカテゴリーに属する木は似たような葉を持っているんだということに気がついた。
それから木の形もいろいろあり、樹形と葉の形、色が組み合わさっていることがわかった。
現在もとから生えている20mを越す唐松や、富士桜、雑木のほかに、白樺の苗木を植えた。
白樺に芋虫毛虫がたくさんつき、それに比べると、なんてコニファーは管理が楽なんだろうと思った。
コニファーを植えた一角は、まだ苗木ばかりで小さいにもかかわらず、、そこだけで独特の雰囲気をかもし出している。大きくなったらどんな雰囲気になるのか楽しみだ。

(コニファーと付き合って良かった点、悪かった点等等・・・)
安易に1年草のように消耗品扱いしたり、枯れてもいいやという無責任な気持では扱えないということが前提の今回のモニターで、さすがに育てることに緊張した。
まだ付き合って日が浅いので、なんともいえないが、あれだけの数のコニファーが小道の両脇にあって、その中を歩くのはとても気持が良い。
ゆっくり歩きながら、集団の色あいと雰囲気を楽しみ、1本1本葉の伸びを見たり、虫がついていないか見たり、時にはわざと葉を揺すって匂いを楽しんだりしている。
時々コニファーが来た頃の状態を思い出して比べ、印象が変わったなあと再認識したり、何度見ても印象に残らなかった地味な木が、ふと気がつくと新芽がとってもきれいだったり・・・・  
私は「コニファーの小道」と名づけた。時々コニファーの中にいすを出してしばらく眺めて楽しんでいる。

(これから植えようとしている方へ)
成長を見ていると、当たり前の話だが、それぞれ大きくなっていく。どうせ育てるのなら枯らすことなく、できるだけ良い環境を与えてあげたいと思う。
はじめは「この木が欲しい」という気持から始まると思うが、何処に植えるのか、環境はあっているのか、大きくなっても大丈夫か等を考えないと、きれいには育たないと思う。
自分の持っているイメージで植えても、きれいに育たないとかわいく思えなくなってしまう。
私が植えるときに一番困ったことは、苗を目の前にして成長したときの姿がわからなかったこと。データーを見て、写真を見たけれど、やっぱりイメージはできない。
本物を見るのが一番だと思う。(なかなか見る機会はありませんが・・・)つい、目の前の苗を見て植えてしまったのですが、きっと失敗もいっぱいあるんだろうなって思います。

(その他気づいた点)
先日、近所のレストランを経営している方が遊びに来ました。
その方にコニファーガーデンをお見せしたところ、ラインゴールドとナナグラシリスを見て「なんてきれいな木なんでしょう!お店の前に植えたいわ」と言っていました。
なるほど…名札を立てて人に見せると、気に入った木の名前を覚えてもらえるし、もしかすると花工房さんの新しいお客さんになるかもしれない。
モニターにはそういう意味もあるのだなあと思いました。

4.品種に対する感想
( )内は成長の早さ <0〜10遅  11〜20中  21〜速>
ナナ.グラシリス(遅)  密度の濃いこんもりした、なかなか存在感のある木。きのこのような、噴火のような様子で育っています。この木の緑色はとてもきれいです。陰影がはっきりしています。
ゴールデンモップ(中)  こんな黄色の木もあるんですね。光が当たると金色に光ります。秋には緑がかってきました。
レッドスター(中)  新芽を上から見ると星型をしているんですね。個性的な木。結構葉はちくちくします。
ゴールドライダー(中)  しっかりした黄緑の、姿がきれいな木です。のびのびと枝を横に伸ばす所がいい。今、お気に入りの1つ。葉の色もぴか一です。
シルバーダスト(速)  まだ枝のつき方は荒いけれど、黄色がランダムにつく全体像はとてもきれい。 太い紐のような新芽がビュンビュンで始めた。コニファーの中でもその成長は目立っています。
ブルーアイス(速)  こんなに白い木があるとは知らなくて、驚いた。目立って白い繊細な葉で、においも良い。大好きな木。 後ろが黒い家なのでとても目立ってきれい。これで幹が強ければもっといいのに!
サルフレアー(速)  本当にきれいな中間色。木の内側と外側、上と下全ての微妙なグラデーションがステキ。密に枝が詰まって姿が美しい。芋虫毛虫もつかない。
ビャクシン.オウレア(速)  初めてこの木を知りました。細かいとげのような葉の陰影がとってもきれい。 でも葉はいたい・・・ 細かい葉が密集していて、新芽は、色もサルフレアほどではないにしろ、パステル系です。
エクスパンサーバリエガータ(速)  シルバーダストの背が低くなったイメージ。色の対比がとてもきれい。葉は痛くは無いです。
ビャクシン.ピラミダリス(中) 葉が痛い。全体としては、センチネルよりやさしい雰囲気。形がうまく整わない。
ロブスターグリン(中)  枝がどうついているのか、どっちに向いていくのか将来どんな形になっていくのだろうか。個性的なんだけど、だから私に何かアッピールすることも無く、実にマイペースに成長している。
ウィンターグリン(中)  繊細な葉でボリュームもあり、こんなにきれいな木とは知らなかった。 隣のサンキストが病気かもしれないというのに、関係なくきれいに元気です。
センチネル(遅)  新芽が丸くてかわいい。硬くスリムなシルエットが印象的。葉は痛いけど、ビャクシンオーレアほどではない。
ウィルトニー(速)  頑固に地面を這っている感じ。緑が濃い。地面を這いながらも、先端は少し上を向いて新芽を伸ばしている。新芽は青白くてきれい。
マザーローデ(速)  パステルカラーが優しい感じ。地面に枝がもぐりそう。この木の葉って枯れないのかしらと思うくらい、地道に枝を伸ばしています。
ムーングロー(中)  上に向いた枝先の新芽の白い姿がいい。新芽が真っ白くて繊細で見とれるほど。ブルーヘブンより葉は断然こっちの方がきれい。
ウィチターブルー(中)  まとまった姿。新葉で全体が白くなるのが好き。何の問題もなし。元気です。実はこの木が好きで、うちの入り口に11本列植しています。
ブルースター(遅)  ブルーグレイ色でウサギの足先のような葉がかわいい。一見とげとげしているように見えますが、触るとそれ程痛くはありません。葉の色の青さは目立っています。
ゴールデンジョイ(中)  緑と新芽の黄色のコントラストがとてもきれい。セイブロックゴールドに似ている。名札をつけていなければわからない。
コニカ(遅)  丸い芽がかわいい。葉が硬くて痛い。 新芽が脱皮して出るのに驚いた。繊細な葉っぱです。
デグルートスパイアー(中)  詰まった葉できれい。実は私がなかなか名前を覚えられない木の1つで、濃い緑の地味な木。
エメラルド(中)  葉が詰まってとても姿の良い木だと思う。 葉が詰まってグリーンコーンより見た目はきれいだと思う。
グロボーサオーレア  サンキストを丸くしたみたい。こんもり丸くてかわいらしい。安定して元気です。似たような葉が枯れるのに、この木は平気なようです。
グリンコーン(速)  エメラルドと比べて葉が荒い感じになり、色もエメラルドに比べて少し薄い感じ。うろこのように見える葉のつき方がこの木の特徴かな?
マリソンサルファー(速)  ポヨンとした白っぽい葉色とたっぷりとした姿が大好き。 今年は雨が少ない。しかし、見た目は元気そう。上から水をかけると、葉ではじいてしまい、根元に水が行かなかった。
イエローリボン(中)  黄色いエメラルドみたい。サンキストにも似ているがもっと黄色。思ったより夏に色が濃くなるわけでもなく、黄色いまま。その色は目立ちます。
ラインゴールド(遅)  春に茶色いちまちました葉の下のほうから緑の葉が出てきました。やわらかい葉がぽわぽわ出ています。葉は柔らかいですが、夏には新芽のときよりはしっかりしてきました。
コリンスゴールド(速)  新芽が本当に黄色い。やさしい印象の木。 だけど植えるために幹の下のほうを持ったら、やにでべとべと・・・ 虫がつくことも無く、葉に枯れが出るわけでもなく、とっても元気。
イエデロ(中)  柔らかな葉と枝垂れた枝の姿がとてもステキ。お気に入りです。とても姿がきれいにまとまり、すばらしくなりました。この木はお勧めです。手触りもやわらかく、繊細で優雅です。
グレイオウル(速)  灰青の色はきれいだけれど、見事な枝の暴れぶり。自由奔放さに将来が楽しみ。ビュンビュン枝のように新芽を伸ばすが、その方向に他の木のように方向性が見出せない。
ブルーアロー(中)  細くて小さくて、きっと性格があったら素直なんだろうなと思った。この樹の色は本当にきれいですねえ。新芽が伸びてきて、その色は他にはありません。
アルボスピカ(遅)  初めて名前を聞き、初めてみる木。第一印象はずいぶんくねくねした木だなあ・・・ 成木の姿がイメージできない!
サンキスト(中)  団扇を並べたような葉で、なかなか面白い。新芽が黄色で葉とのコントラストがきれい。
スパルタン(速)  葉が細くてきれいな緑色。葉は痛くはない。実はなかなか名前が覚えられない。名前はかっこいいが、木を見ていると、クールな感じで名前と一致しないのが理由かな?わりと素直なシルエットです。
ブルーヘブン(中)  初めてコニファーというものを知ったゴールドクレストの次に知った憧れの木。青灰色がとてもきれい。新しく伸びた枝はしなやかで、葉は青白くてやわらかく、本当にきれいです。
アトラスシーダ グラウカ(速)  写真で見ていた、あの雄大な木の苗ってこうなんですね。新芽が伸びてきた。白い密集した葉がたくさんついている。
セイブロックゴールド(遅)  ゴールデンジョイと葉はとても似ているけれど、こちらの方が葉がのびやか。

2006年度年度中間報告

2006/08
モニターのコニファーを植えてから1年3ヶ月が経ちました。初めての冬を越して、2本のコニファーが枯れてしまいました。また、ダメージを受けた木が2本ありました。
枯れた木:サルフレア、レッドスター
ダメージを受けた木:ブルーアイス、シルバーダスト
その理由を2つの観点から考えてみました。

気象状況木の特性1について
我が家には、モニター以外に2004年7月に植えたサルフレア1本とブルーアイス3本、ピラミダリスが3本ある。2004年〜2005年にかけて冬を越し、かなり痛んだ。成長点が枯れたり、下の枝葉が枯れたりした。その後春になって新芽が出てたが、姿はかなり乱れた。今年は全部枯れてしまった。
今回モニターのいろいろな種類の木の中で、サルフレアとブルーアイスがほかと比較して、きわめて冬にダメージを受けた。そこで2004年12月〜2005年3月までと、2005年12月〜2006年3月までの気象データーを調べた。最低気温や低い気温の回数、寒暖さ等大きな違いは見られなかった。降水量(降雪量)についてははっきりと差があり、2004年12月〜2005年3月は降水量(降雪量)多く、サルフレアは頭まですっぽりと雪に覆われていた。しかし今回の冬は、あまり雪が積もらず、冷たい風にさらされることがほとんどだった。近くの山中湖も二十数年ぶりに前面凍結というニュースも流れた。部屋の中は暖房で窓が曇るのだが、雪がないため湿度が低く、結露がなかった。
以上のことから、最低気温−18℃が何回か観測されること、1月から2月の間は−12℃くらいが月のうち10日前後観測されること、低温に加えて雪が少なかったため湿度が低かったことと、まともに寒風にさらされたことが考えられる。

2について
アリゾナイトスギ(サルフレア・ブルーアイス・ピラミダリス)が枯れた。木がまだ若いためとも考えられるが、基本的に苗木が育たなければ大木もない。以上のことから、アリゾナイトスギ(サルフレア・ブルーアイス・ピラミダリス等)は寒い所では育ちにくいといえる。
レッドスターについては、気象についてはアリゾナイトスギと同様と思われるが、木の特性については、苗木だったためなのか家の木がたまたま弱かったのかわからない。

ダメージを受けた木
シルバーダストは寒さに弱いと言われている。そのため、今回の冬を越せるとは思っていなかった。枯れはしなかったものの、葉の白い所は枯れた。春になり新芽が伸びる頃になっても、3〜4cm伸びた位で、昨年のように20cm程も枝が鞭のように伸びることはなかった。
 唯一生き残ったブルーアイスは、真ん中から下の葉が枯れてなくなったが、成長点は無事だった。暖かくなってからブルーアイスらしくどんどん新芽を伸ばしている。しかし下のほうは葉が無くて惨めな姿のままだ。

その他
寒さに弱いといわれている木の中で、ゴールドライダーは無事に冬を越すことができた。若干下の幹に近いところの葉が枯れたくらいですんだ。春になって昨年並みに新芽を伸ばしている

2006年度年度末報告

2006/12
1.品種毎のコメント
品種名 高& 幅      12月記録/コメント
ナナ グラシリス 37 35 成長は遅い。緑の色は一番美しい。もこもこと火山の噴火のように成長していてどんな姿に成長するのか予測がつかない。
ゴールデンモップ 70 94 今年は成長したが、ひょろっとしてしまった。枝は、今年はたおやかにたれている。
レッドスター × - - 枯れてしまった。
ゴールドライダー 150 100 縦に伸びるよりは、横に広がった。のびのびとした様子は元気を感じる。
シルバーダスト 190 85 冬のダメージが大きかったにもかかわらず、良く伸びていた。だけど、今年の冬が心配。
ブルーアイス  184 67 の方が枯れてしまったにもかかわらず、よく伸びた。でも、枝の数は少なく、下のほうは枝も無い。
サルフレア × - - 枯れてしまった。
ビャクシンオーレア 147 67 新芽と開いた葉のコントラスが実に美しい。寒さに強いようだ。成長jもゆっくりで、育つ過程を楽しむのに良い。
エックスパンサーバリエガータ 45 84 枝の数は増えない。ある枝が太くなり、伸びて充実していく。そしてだんだん上に向かっていく。
ビャクシンピラミダリス 141 45 枝が密で、成長は遅い。小さいうちから見栄えはよい。枯れた枝の修復は無                   い。
ロブスターグリーン 182 32 思ったほど枝は暴れない。適度に巻きながら成長している。細身でカイズカイブキみたいに枝が回るが、細身が好きな人向き。
ウィンターグリーン  164 70 繊細な葉は見ごたえがある。それ程成長は早くない。ちょうど冬に青い玉があり、クリスマスツリーみたいでステキ。
センチネル 119 18 細身で葉もむらなくつき、きれいな様子。成長もゆっくり。庭に植えるより、大きな鉢に寄せ植えをした方が映えるかも。
ウィルトニー 18 148 成長早く、縦横にどんどん広がる。高さは出ない。草は、隙間をぬって出てくる
マザーローデ  16 98 背は低いが、枝からちょこっと上にあがる葉がかわいい。ウィルトニー程ではないが、成長する。
ムーングロウ 184 53 剪定していないせいか葉のつき方が荒く、さびしい感じ。新芽の白さを冬まで維持した。葉は繊細できれい。
ウィチタブルー 156 37 ほって置いても白くきれいな樹形が保てる。寒さにも強い。少し肥料をあげるだけで手間をかけずに美しく育つ。私一押し。
ブルースター  26 40 成長は遅い。色がきれいで葉形もウサギの足のようでかわいい。ウィルトニーやマザーローデより背が高くて青白いきれいな木
ゴールデンジョイ 48 86 大きくなるというよりは、がっしりしてきた。重厚で立派。葉の厚みが出てきた。この先どうなるのか???
コニカ 119 63 気候にもよると思うが、きれいな円錐形で素晴らしい。近所の人にお見せすると、この木を見てクリスマスツリーを連想すると言う。
デクルートスパイア 167 33 どちらかというと細身。色も深緑で寒さにも強く欠点は無い。秋に内側の葉枯れたが、その下から新芽が出てきていた。
エメラルド 169 40 寒さに強いようだ。順調に成長している。葉も詰まってきれい。グリーンコーンより成長が遅いが、姿はきれい。
グロボーサ オーレア  73 63 まん丸できれいな樹形。丸い木が欲しければ、強くてお勧め。冬の葉の色変わりもきれい。季節を感じる。
グリーンコーン 207 50 秋の新陳代謝には心配させられるが、成長早い。枯れた葉の下から新しい葉が生えてくる。においが甘くていい。
マリソンサルファ 244 128 黄緑色で繊細な葉がエレガント。雄大な広円錐形。ある程度大きくなって家に来たのが良かったのか、順調に成長している。
イエローリボン 174 58 着実に成長している。枝はがっしりしていて寒さに強い。上に伸びるだけでなく、幹も太くなり、立派になった。
ラインゴールド 38 41 ちまちました葉が魅力。冬の茶色から春の緑に変わる様子が良い。寒さに強いのだが、枝の一部が枯れたり、心配が尽きない。
コリンスゴールド 180 45 成長早く、冬と春の色の変化がドラマチック。寒さに強く欠点無し。細身で早く大きくしたくて、なおかつ色の美しい木の一押し。
イエデロ  76 110 きれいな樹形になる。和風にもあいそう。寒さにも強い。木の葉の形は他には無い。
グレイオウル 65 129 自由奔放に枝が伸びる。青灰色の葉も魅力的。この木が沢山あったら、海の波のように見えるに違いない。
ブルーアロー 150 22 成長は遅い。さらさらした葉はさわやかな印象。家の庭にしてはとっても小さいので弱弱しい感じだが、寒さに強い。
アルボスピカ 119 40 枝は垂れ下がりながら伸びるが、幹がしっかりと立たない。成長は遅い。この先どうなるか?
サンキスト 191 58 黄緑色の葉がきれい。着実に成長し、寒さに強い。幹が太くなった。育てやすい。
スパルタン 182 45 細身で深緑色の様子は落ち着いた雰囲気。幅は狭く、場所を取らない。
ブルーヘヴン 220 65 剪定をしていないためか、葉が少なく荒い。成長は早い。この木のために剪定を勉強しなければと思うほど、葉がすかすか。
アトラスシーダ グラウカ 163 68 まだ幹がしっかり立たない。葉の白色が際立っている。なかなか大きくならなくて、さきの見通しが出来ない。
セイブロックゴールド 43 94 みっしりと葉がつき、重厚。ゴールデンジョイと一見似ているが、季節によって葉の色が変わるので、選ぶとしたらそこがポイント。

2.成長の過程で気がついた点、病虫害の発生等
 今年は冬の寒さが厳しかっただけに、色、成長などの回復が遅そうに見えたのだが、実際にはかなり大きくなっていた。ブルースターは下の方が枝がなく、枝の数が少ないまま背が伸びて1年で17cmも伸びていた。茶色がかったままついに冴えた色にならなかったシルバーダストも昨年ほど枝が勢い良く伸びなかったものの、測ってみたら24cm伸びていた。今年は春〜夏より夏〜秋の方が成長していた。それぞれの葉の色が冬色に変わってきたのは、回りの雑木の紅葉より遅く、夜の気温が氷点下になってからだった。
病気は全く無し。新陳代謝と思われるときにオーソサイドを撒いたくらい。12月には枯れも止まって、落ちた葉の後から新しい葉が出始めている。虫も全くつかず、蜘蛛の巣が2回張ったのみ。本当に手間が掛からない。
しかし、今年の冬雪が降るか降らないかで来年の状態がどうなるか、心配はこれからである。

3.枯れた品種、弱った品種
  特に無し。

4.一年を振り返って
 いつもそこに立っていて、あるのが当たり前になって、庭の一部で確実に“コニファーガーデン”を主張するようになった。私のほうもそこだけ庭の他の木と雰囲気が違うその一角を楽しんで散歩している。コニファーガーデンを紹介する近所の人も少しずつ増え、その人の家の前を通るとセンチネルなど新しいコニファーを植えてあるのを発見したりした。昔ながらの櫟の木が多い所でコニファーは珍しく、新鮮に見える。寄せ植えのためではなく、庭木として認められてきたことはうれしい。
 昨年は、とにかく観察ということで終始してしまったが、おかげで葉の様子や色の変化で水が足りないかなとか、季節が移ってきたなとか感じる様になった。また、触ると枯れてしまいそうであまり触らなかったのだが、枯れた葉を落とすために手を熊手のようにしてがさがさと落とした後、手がとっても良い匂いになっているのも楽しい。グリーンコーンなど葉は粗くて成長が早く大雑把な感じに見えるのに、甘いステキな匂いでまたイメージが変わる。
 見ることから触って感じて、匂いを嗅いで楽しむところまで来た。これからは、コニファーに触れながら、もっときれいに見えるように剪定の仕方とか、水まきや肥料を撒く時期やタイミングを学んでいきたいと思う。 ただ、みんな大きくなってきて、来年身長測定が出来なくなるのではないかと心配している。

2007年度年度中間報告

2007/08
2007年8月中間報告
 今年の気候は、昨年と違い最低でも−15℃で大体−12℃くらいで暖かかったです。そのためか、枯れた木や弱った木はありませんでした。しかし、4月には入って雪が降り、ようやく成長し始めたコニファーたちの成長に歯止めがかかったように見えました。
昨年までは5月のゴールデンウィーク明けから一気に成長したのに、5月になっても目立った成長は見られず、6月には入っても成長はゆっくりでした。6月中旬から7月中旬になってようやく梅雨らしく雨が降ると一気に成長しました。これは昨年度までの写真や成長記録からも明らかですが、目に見えて様相が変化しました。
気候が木の成長に与える影響が大きいことを、コニファーを観察していて知りました。

 成長ですが、2005年の中間報告より若干変更が出ています。
成長速度 品種名
速い
2007年5月からの成長が30cm以上 ゴールデンモップ ゴールドライダー シルバーダスト コリンスゴールド サンキスト スパルタン ウィルトニー 
中位
2007年5月からの成長が20〜29cm ビャクシンオーレア エクスパンサーバエリガータ ビャクシンピラミダリス ロブスターグリーン ウィンターグリーン ウィチタブルー マリソンサルファ イエローリボン ブルーアロー アトラスシーダグラウカ セイブロックゴールド
遅い
2007年5月からの成長が0~19cm ナナグラシリス ブルーアイス センチネル マザーローデ ムーングロウ ブルースター ゴールデンジョイ コニカ デクルートスパイア エメラルドグロボーサオーレア グリーンコーン ラインゴールド イエデロ グレイオウル アルボスピカ ブルーヘブン 

 前回と比べて明らかに違うことは、成長の早さが違ってきました。この4ヶ月で30cmを越える成長がみられる種類もあり、ほとんどが2mを越える高さになってきました。
そんな中でもコリンスゴールドとウィルトニーが最も成長が早く、極寒地で気候の変動を大きく受けることの少ない育てやすい木ということになると思います。
コリンスゴールドは植樹してから1mを越える成長を見せてくれました。以前寒さで弱ったことのあるブルーアイスは、とても成長が早かったのですが、今回は15cmと伸びませんでした。やはり気象の影響を受けてしまいやすく、ここで育てるのは難しいのだと思います。
 反対に、植えてからあまり成長の見られない品種はセンチネル、ブルースター、ゴールデンジョイ、コニカ、ラインゴールドでした。しかし、大きさ的には30cm内外しか変わっていないものの、苗の時と比べて葉も密になり、枝もがっしりとしてきています。
もう1つ気がついたことは、高くなるタイプの木は、高くなっても幅はほとんど変わっていませんでした。(横に伸びるタイプは別です)

 樹形の変化についてですが、木の成長とともに幹や枝が太くなることに加え、樹形が整いだしてきました。苗の頃はひ弱そうで全てが細く、枝もそれ程密ではなかったので将来の樹形が想像できなかったのですが、枝ぶり、葉のつき方、葉の密度がそれぞれの木特有の形を取り始めてきました。ゴールデンモップは背が低いものと思っていたのですが、芯が立ち始めて枝ぶりも変わってきました。これからが本当の意味でステキなコニファーガーデンになっていくのだと思います。

 見ごたえのある木に成長してきて思ったのですが、我が家のように極寒地という特殊な環境で苗木から育てるのは少し難しいかもしれません。
また、特殊環境でなくても、干ばつや台風、積雪などの自然現象を考えると、ある程度大きく育った木の方が安全だと思います。


最終報告


2007/12

■.2007年度末モニター最終報告
1.モニターになって良かった点、苦痛だった点
(良かった点)
1 正直に言ってたくさんのコニファーを無償で頂けた事。
2 いろいろな種類を頂けたので、自分では選ばないような木もたくさんあり、いろいろな種類を知ることが出来た事。
3 報告しなければならないので観察する習慣がつき、個々の特性がわかるようになった事。
4 継続して観察することにより、個々の細かい状態の変化に気がつくようになった事。
7 観察して小さい変化にも気がつく「眼」が身についた事。
9 一本でも十分雰囲気がありますが、41本をまとめて植えると独特の雰囲気と迫力で、その素晴らしいコニファーの庭を体験させていただけた事。
10 いろいろな庭園にコニファーを観に行きましたが、他人の庭ではなく自分がその庭を所有しているという満足感と精神的な落ち着きが得られた事。
13 コニファーだけではなくいろいろな木や草花にも目が向くようになって「自然」を楽しみ、興味がわいて心や生活が豊かになった事。
14 コニファーを育てることで多くのプラスはあったけれど、マイナスは無かったように思います。

(苦痛だった点)
15 報告書を書く時期が近づくと緊張しました。
16 自分のホームページをリンクさせて頂いたのですが、その更新が大変でした。

2.現在、コニファーに癒されているか
十分癒されています。
普段は仕事をしているので当然多くのストレスを抱えています。週末に別荘へ行き、「コニファーの森」(モニターのコニファーをまとめて植えているところを私はそう呼んでいます)に入り込みます。私より大きく育って薄暗くなった木々の中を歩いていると、ふとコニファーの甘い匂いが漂ったり、根元に鳥が運んだものかホタルブクロや深山オダマキが咲いていたり、四季折々の花やコニファー色の変化に気づきます。その時はコニファーの森の雰囲気にすっぽりと包まれて日常のことを全て忘れています。東京に戻り日常生活に戻ると、あの森の雰囲気が思い出され、またそこに埋もれたいと思います。

3.植木初心者がまがりなりにも3年間育ててこられた率直な感想
. とても育てやすい事。難しい剪定や虫がつきやすいとか、病気になりやすいなんて事が一切なかった。
. 成長が楽しみだった事。どんどん大きくなって姿が変わっていく様は興味が尽きず、ただ3年が過ぎてしまった。
. 季節感があった事。四季折々に葉の色が変わり、飽きない。
. 他の木や草花は鹿に食べられてしまうが、コニファーは平気だったので安心して育てることが出来た。(鹿の害は
   かなり心痛を伴った)
. モニターだというプレッシャーがきちんと育てなきゃという気にさせていた事。ずさんな管理で枯らしてしまった
  ということが無いように気をつけていました。

4.コニファーの導入前と現在では、家族の植物に対する考えがどの様に変化したか。
また、近所や知人の反応は如何か。
(家族の変化)
木には興味関心があまり無かったと思うのですが、木の名前も覚えてお気に入りもあるようです。新たに植栽するときに「あそこにマリソンサルファを植えたいな」とか「あの場所はブルーヘブンの列植がいいよ」などと会話をしています。
(近所や知人)
  コニファーの森をおしゃべりしながら歩いているのですが、しっかりお気に入りの木を見つけて名前をチェックしているようです。我が家の木を観察しながら自分の家でも大丈夫か見ている方もいます。近所に今まで無かったコニカやセンチネルが植わっていました。コニファーを含めてガーデニング意識が高まり、近所の庭がステキになってきました。

5.今後栽培して行く上で気になるであろうと思われる点
. どの位大きくなるのか想像がつかないというところで、間隔が気になります。
. 近所で垣根代わりにエメラルド、グリーンコーンなどを植えているのを見ますが、台風や強風で斜めになってい
  るのも良く見かけます。かなり大きくなってから倒れているので見苦しく、支柱を立てるなどの対策が必要と思わ
  れます。
. 初めにとにかく植えてしまったので、移植が必要な木も出てきました。たとえば、ラインゴールドは上からの水
  滴や他の葉が当たっている所が枯れてしまうため、場所を選ばなければなりません。また、大きくなって葉が
  茂り日当たりや風通しが悪くなるとどうなるか不安です。

6.これから植えようとしている方への適切なアドバイス
. 初めは小さくても木ですから当然大きくなります。ですから植栽スペースを十分とることが必要です。じゃあ十
  分ってどの位という事になりますが、1.5m間隔ぐらいがいいと私は思います。苗木の1.5m間隔はかなり広いです。
間隔を大きく取ると根元が気になります。私は草が生えるがままにして、草が伸びてきたら草刈機で刈り込み
  ました。芝のじゅうたんのようにも見えて、それ程見栄えが悪くはありません。木が密集していると刈り込みにく
  いので、1.5mはちょうどいい間隔です。日陰に強い花を植えるのもステキだと思います。
また、木を買うときにあまり小さいと弱いので、1m〜1.5m位の木を選ぶのがいいと思います。この位の大きさで
  あればそれなりに見ごたえがあり、これから成長も加速するので、育てていて楽しめると思います。植栽間隔を
  広めに取っても変ではありません。
植える配置ですが、高くなる木を後ろに、低い木を前に植えるのが基本だと思います。高くなる木は上に伸び、
  低い木は横に広がるので低い木をどのように配置すればよいか考えどころです。
色のバランスについて、同じ色がかたまらない様にバランス良くが基本でしょうか。自分のお気に入りを一番目
  に付く所に置いて、そこから配置していけばよいのではないかと思います。
これは私の個人的な考えですが、土地が広ければ、間隔を大きくとって植えてもいいのではないでしょうか。
  その中を散策するのは森の中を歩くのと同じでとても気持ちがいいですよ。

7.10年後、間隔が狭くなってきた場合の対処方はどのように考えるか。
 正直に言ってまだ経験していないのであくまでも想像でしかないのですが、細身の木(グリーンコーン、コリンスゴールド、エメラルド、デクルートスパイア、スパルタン等)は大丈夫だと思っています。しかし、横に広がるシルバーダスト等は枝の細い小さいうちから剪定が必要だと思います。
10年も経てばかなり葉も茂っていると思うので、剪定が対処方法になると思います。それでも対応できなくなれば移植か、最悪伐採するしかないと思います。

8.3年間で成長した品種ごとのサイズ表。枯れた品種の一覧
品種名 │サイズの変化(cm)   植付け時のサイズ...→ 最終報告時のサイズ
│                                 高さ
│1 │ナナ グラシリス        30→30       33→45  
│2 │ゴールデンモップ       52→120     42→105  
│3 │ゴールドライダー       80→120     104→18  
│4 │シルバーダスト        70→118     140→23  
│5 │ブルーアイス          65→78      113→19  
│6 │ビャクシンオーレア      60→63      100→16  
│7 │エックスパンサーバリエガー 36→120     30→57  
│8 │ビャクシンピラミダリス    45→44      94→165  
│9 │ロブスターグリーン       28→43      138→21  
│10│ウィンターグリーン       75→80      140→18  
│11│センチネル            20→16      112→13  
│12│ウィルトニー           60→180      5→14   
│13│マザーローデ          50→110      12→18  
│14│ムーングロウ          48→66      143→19  
│15│ウィチタブルー         43→42      123→17  
│16│ブルースター          33→47      20→32  
│17│ゴールデンジョイ        58→89       28→61  
│18│コニカ              48→70       98→130  
│19│デクルートスパイア      30→38       135→18  
│20│エメラルド(左)        47→48      115→17
│21│エメラルド(右)        43→47      115→18
│22│グロボーサオーレア      50→65       48→75
│23│グリーンコーン(左)      50→48      127→22
│24│グリーンコーン(中)      55→53      139→22
│25│グリーンコーン(右)      50→50      137→22
│26│マリソンサルファ        100→127    176→27
│27│イエローリボン         50→55      128→19
│28│ラインゴールド         29→43      26→43
│29│コリンスゴールド(左)     35→42      109→22
│30│コリンスゴールド(右)     40→43      110→21
│31│イエデロ            65→120      40→75
│32│グレイオウル          70→150      38→60
│33│ブルーアロー          20→27      110→17
│34│アルボスピカ          33→40       84→138
│35│サンキスト           55→66      133→22
│36│スパルタン           40→48      127→21
│37│ブルーヘブン          70→122      173→24
│38│アトラスシーダグラウ     50→74      103→18
│39│セイブロックゴールド     90→120     28→63

枯れた品種
│レッドスター  │サルフレア │

9.当地には向かないと思われる品種一覧
│品種       │理由 │
│レッドスター   │寒さに弱い
│サルフレア   │寒さに弱い
│ブルーアイス  │寒さに弱い
│グリーンコーン │植える場所によるが、大きくなると倒れやすい


10.モニターとしての3年間の感想
3年間、年2回の報告書を書くためには日々しっかり観察してデーターを集めなければ正確な報告書を書くことが出来ない。そういう意味では「観察眼」が身につき、大変勉強になったと思います。
 
初めは植え方からしてわからなくて、花工房さんのホームページや本を買いあさってとにかく情報を集めました。だけど実際植えるとなると、結局何だか訳がわからなくなりただ植えてしまいました。気がついたことを報告といわれても何に気がつけばいいかもわからなくてただただ葉っぱばかりを見ていました。でもそのうちどうやって高くなるの?とかどうやって葉っぱが伸びるの?など疑問がわいてきて観察の視点が徐々に増えてきました。また、1年育てていると季節で色が変わったり、実がついたり、それぞれの個性が見え始めました。そうなると面白いもので、−10℃位が続いたからコリンスゴールドの色が変わり始めているな等、季節を身近に感じられるようになりました。
 
東京に住んでコンクリートやアスファルトに囲まれていると、緑は玄関前の植木鉢の草花や街路樹位しか目に付きませんでした。モニターになり「木」に注目するようになると一本一本の特性が見えてきて、観察することに馴染んでいる自分に気がつきました。コニファー達に囲まれていると時間が経つのを忘れ、何時までもその雰囲気に絡め取られています。それがとても心地よくて何時までもただそこにいます。におい、色、立ち姿、空気の流れ・・・全てが肌に、心に心地よい。そんな経験が出来て本当に感謝しています。モニターになったから一生懸命木とかかわり、41本も頂いたからなおさら一生懸命観察し、41本もあったから森のような庭ができ、独特の雰囲気が作れ、幸せな気分に包まれながらモニターを続けられたのだと思います。

 モニターの木が将来どんなになるのだろうと興味がわき、花工房さんに行って成長した木々を見てきました。おじさんにもお忙しい中いろいろ教えていただきました。また、北国ではどのコニファーが元気に成長し、どのような姿になっているか知りたくて帯広の真鍋庭園にも行ってみました。3日間毎日訪れていたら、スタッフの方に私を覚えてもらえて植栽の仕方を教えていただいたり、社長さんからも多くのことを教えていただき、資料もたくさん頂きました。コニファーに興味を持ち、行動し、たくさんの素晴らしい方々と話す機械を得ることが出来ました。

モニターとしてきちんと報告をしたいと思い、花工房さんに私のホームページを張らせていただきました。本当は皆さんのご意見や感想をお聞きしたいとも思ったのですが、迷惑メールを恐れてそういう場は設けませんでした。ただ責任感だけで更新してきましたが、少しでも参考になったかどうか気にはなっています。今後木が成長し、どうしようもなくなった時、どのような対処をするかという課題が残っていますが、いつか機会があればお知らせしたいと思います。モニターの期間は3年ですが、その報告を含めてのモニターだと考えていますので。

 モニター応募という石を投げたら、たくさんのコニファーを頂いて庭がステキになりました。観察する眼、習慣が身につき、それは他の木や草花にも応用できてガーデニングが楽しくなりました(自分が成長しました)。いろいろな人と知り合えました。毎月の自分のホームページ更新が大変だったけれど、充実した素晴らしい3年間でした。
 お世話になった花工房の皆様、私のつたない報告書を読んでくださった皆様、3年間ありがとうございました。

ワンダ−ガ−デン 花工房
栃木県宇都宮市石那田町桑原1467-1
E-mail hana@hanacobo.com