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モニター会員名 山本様 34才    お住まい:北海道札幌市

山本様の個人HPへ......http://www.geocities.jp/hanaconi2005

モニター応募への目的及び理由
北海道で植物を買う際は「越冬できるかどうか」が決め手であり店でも「越冬株」という札をつけて売ることがあります。
本州では「夏越し」「夏枯れ」という聞きなれない言葉を耳にし、コニファーの全国での環境等による生育の違いを追っていくという当事業にとても興味を持ち、積雪寒冷地の代表として参加してみたくなりました。自他共に認めるコニファーマニアで3年間頑張る自信があったので応募しました。

花工房サイトへの感想
コニファー主体のサイトとしては日本一だと思います。
品種ごとに細かい説明のある図鑑は、飽きることなく毎回見ています。
特徴的なのは「お客様の声」、これを参考に試しに買った品種もあります。
またオジサン様が毎日数回メールチェックをされている点も「生きているHP]としての安心感を与えています。

モニター会員様の気候風土
平均気温 8月 22℃、1月 −4℃ 年平均8.5℃
梅雨がない
平均初雪 10月27日 年間降雪平均 496p
積雪日数 132.4日間

モニター会員様の地理的特徴
市内では「閑静な住宅街」と言われています。
土地全体は南西向き。カーポートを兼ねたアプローチが南東側、20m道路が南西側、住宅は北側にあるので、庭は1日中日が当たり風通しも良くコニファーにとっては好条件です。

全部で33本入っていました。そのうち小型が3分の1弱。最低の6平米しか用意していなかったので、大型種が
ちょっと多いかな、と感じました。
私は写真ではわからなかったコニカのかわいらしさに驚き、夫はシルバーダストの美しさに驚きました。
2005/05/10
この花壇は前日に芝生をはがし20センチ掘り起こしてからブロックを配達してもらい夫と二人の自作です。
その後、新しい土を30センチ入れました。
朝から晩まで丸1日かかり、最もつらい作業でした。
配置は真っ先にコニカを中心に置き、大型を後ろに据えて背の低いものを手前花壇に置きました。
楽しい作業でした。
混み合っているのが悩みですが一応、シルバーダストやゴールドライダー周辺は余裕を持たせ、細い品種は右側に
まとめて植えました。
我ながら気に入ったので、その足でバークチップを買いに行き敷き詰めると、見違えるように美しい花壇になりました。
2005/05/10

モニター中間報告 2005/09/05
成長の早い品種 (数字は伸びた長さです)
シルバーダスト33、ブルーアイス32、ウイルトニー30、サルフレア20、マザーローデ15、イエローリボン15、グリーンコーン15
中間的な成長品種 コニカ12、ナナ12、ゴールドライダー11、エクスパンサバリエガタ11、ロブスタグリン11、ムーングロー10、エメラルド10、デグルートスパイアー10、ピラミダリス10、ゴールデンジョイ8、ゴールデンソーサス8、ブルーパシフィック7
成長の遅い品種 オーレア5、ウイチタブルー5、ラインゴールド5、ゴールデンモップ5、ブルースター5、マリソンサルファー3、コリンスゴールド3、グロボーサオーレア3(剪定後)、ナナグラシリス3、レッド
スター2、センチネル1、ウインターグリーン0、ライムグロー0、イエデロ0

枯れた品種
シルバーダストやブルーアイスはこまめに手で摘んでいたからかしら・・・
ウイチタブルーは先月、カイガラムシとアリでビッシリでしたが、退治しております。


2005年度年度末報告

2005/12


冬囲いの状況    2005/12

1.気がついた点、病害虫の発生等
8月の計測に比べ11月の方が伸びなかった品種がほとんどでしたが、コリンスゴールド、ゴールドライダー、グリーンコーン、マリソンサルファーだけは圧倒的に秋伸びの方が大きかったようです。
前回全く伸びなかったウインターグリーンもようやく秋に3cm伸びました。
ウィチタブルーに蟻とカイガラムシがついたので薬剤2種類を使用し駆除しました。

2.枯れた・弱った品種
真夏以降、ビャクシンオウレアがツートンカラーになりました。南側が真っ黄色、北側が黄緑でした。
寒くなるにつれライムグローの頂上の葉が枯れた色になりました。越冬できないのではと思います。

3.コニファーに対する認識のズレ
3年前から少しずつ揃えたコニファーは約30本です。今回、倍の60本に増えて感じたのは私のレベルではこれが限界、ということです。何がと言うと冬囲いの大変さ・・・積雪があるので寒さよりも雪折れ対策です。
初めての越冬ではナナグラシリスの頭頂の枝が折れゴールデンモップやブルースター、ボールバードを押し花にしてしまいました。
小型は雪に埋もれるからと囲わなかったのですが、重みでつぶれたのです。ただ、植物は打たれ強いというか、回復はとても早かったです。
コニファーは手がかからないと言われますが、逆に手をかければかけるほど美しくなるのも事実だと感じています。
枝先を少し摘むだけで葉の密度は2倍に、適正な施肥でハッキリする葉の色・・・手応えは確かにあります。
経験の浅い私からのアドバイス・・・花工房HPの「Q&A」や「教室」のページで学ぶこと、これだけです。

4.品種に対する感想
品種、8月〜11月の成長スピード↑→↓、 好み◎○△、 何本目か、 感想 の順です
ナナグラシリス ↓◎2本目 つやつやした濃い緑、丸く茂る葉、可愛いの一言。手触りも柔らかく気持ちいい。
ゴールデンモップ ↓◎3本目 スッと伸びた新葉が花火のようにキレイ。枝は柔らかくしなやか。目立つ金色。
レッドスター ↓△初 形も大きさもとにかく地味だが「冬の色」の暗い赤紫色がいい。
ゴールドライダー ↑◎2本目 越冬後の生き生きした黄色、新芽を摘むとすぐに増える枝、1番元気。 
シルバーダスト ↓◎初 想像以上に白と緑の対照が美しい。クネクネ感とスカスカ感が減ってきた。
ブルーアイス ↑◎2本目 クネクネ・ヒョロヒョロ感は否めないが明るい水色と漂う香りが最高。すぐ伸びる。
サルフレア →◎3本目 淡い黄色〜黄緑色が儚いイメージだが意外とたくましくドッシリしている。
ビャクシンオウレア ↓△初 葉を素手で触ろうものなら目に見えない無数のトゲがささる。黄色は圧巻。
エクスパンサバリエガタ ↓◎5本目 鱗葉と針葉の混じる斑入りの葉がいい。我が家の古株は見事に成長。
ビャクシンピラミダリス →△初 密度の濃い枝葉でしっかりしているが地味。下枝がだいぶ増えた。
ロブスタグリーン ↓△初 くすんだ深緑色がめずらしく捻りながら枝が伸びて楽しい形。
ウィンターグリーン ↓○初 汚れのない明るい黄緑。密集した葉、太い円錐形。美しい。
センチネル ↓○初 暗い青緑色でスーッとした細い樹形。春先の丸い新芽がとても可愛い。
ブルーパシフィック →○初 幼く小さな苗だったがけっこうな育ち具合で将来が楽しみ。そんなに青くない。
ライムグロー ↓△初 まさにライム色ですばらしいが、当初期待したほどの存在感はない。
ウィルトニー ↓◎初 しっとり柔らかい葉。密生状態を目指し枝を増やしている。色が素敵。
マザーローデ ↓◎初 地に沿って広がる様子がいい。あまり黄色くはない。葉が柔らかい。
ゴールデンソーサス →△初 盃状と匍匐状の中間。ゴールデンジョイをベターッと広げた感じ。色が薄い。
ハイビャクシンナナ ↓△初 純粋な緑色と普通の葉だがすっきりさわやかな匍匐性。大きな特徴はない。
ムーングロー ↓△2本目 花工房産で2回越冬した株は枝が閉じて細いが、こちらは開いて太め。
ウィチタブルー ↓○初 薄い水色で1番好きな色。ブルースターと全く同色。目立つが弱そうで不安。
ブルースター ↓◎3本目 遠目でもその水色は大変目立つ。文句なし。矮性種といえど確実に成長。
ゴールデンジョイ ↓◎初 光輝く金色で美しい。ワサワサした葉、弾力のある枝が元気。迫力ある盃状。
コニカ ↓◎初 完全な形にはまだ遠いが葉は可愛く意外にも南国風。強い風が吹いても全く動じない。
テグルートスパイヤー ↓○初 派手な名前と違い地味。ナナグラシリスと同じ落ち着く色。細い樹形がいい。
エメラルド ↓○初 イメージよりもしっかりしている。明るい緑で絵に描いたような非常にキレイな円錐。
グロボーサオーレア ↓◎初 大きな黄色の丸い物体で目立ち、存在感が大きい。この球形は貴重。
グリーンコーン ↑△4本目 細い円錐形。重々しい雰囲気はなく、いかにも北欧風。引き締まった感じ。
マリソンサルファー →○初 全体的に優しくとても目立つ薄いレモン色。道内では「昔からあるヒバ」らしい。
イエローリボン →○初 葉がヨーロッパゴールドにそっくりで、細くして控えめになっただけのよう。
ラインゴールド ↓◎3本目 オレンジ色のまんじゅうといった感じ。枝は草のようにしなやかでフワフワ。可愛い。
コリンスゴールド ↑◎初 遠くでも近くでも濃い黄緑で煌いている。ゴールドクレストの色。春は輝く金色。
イエデロ ↓○初 濃い緑のハッキリした葉が可愛く、枝が垂れ下がり和風で涼しげ。近くで見る方が素敵。

オジサン様の足元にも及ばないのですが、仮に北海道の方で冬囲いのイメージが全くつかずに悩む場合があればと(圧倒的に落葉樹が多いので)、まだ3回目なのですが、我が家の冬囲いの様子の写真を添付します。モニター分は私1人で1日でできました。

2006年度年度中間報告

2006/08
北海道では、植物に「夏枯れ」がない代わりに「越冬」という試練があります。
モニター用コニファーで枯れたものはありませんが、しっかりした冬囲いを外した際に弱っていた品種がありました。
シルバーダストです。白い葉と新葉はほぼ全滅でした。成長が早い品種だったため強いものと思いこんでいたので、けっこうショックを受けました。
昨年度余り伸びなかった品種に限って今年は伸びたと感じています。イエデロ、レッドスター、ウィチタブルー、センチネル、エメラルド、ビャクシンオーレア、マリソンサルファー、ブルーパシフィック。ウィンターグリーンに至っては、昨年度3pしか伸びなかったのに、冬を越して26p伸びています。今もグングン成長を続けている様子が見えます。
反対にシルバーダスト、ゴールドライダー、ブルーアイス、サルフレア、ピラミダリスの成長が悪くなっています。
今年の夏は雨が全く降りません。今日(8/14)現在、連続26日間、1ミリも雨が降っていません。
このような状況には不慣れで、地植えのコニファーに水やりなどしたことがないので、もしかするとコニファーを枯らせてしまうのではと危惧しています。

2006年度年度年度末報告

2006/12
1.今年1年を振り返って
モニター2年目の感想を一言で表すと「成長」でしょうか。全体的に大きくなり見応えが出てきましたが、品種によってはそのスピードが止まってきているものやグンと伸び始めたもの、季節等に関係なく伸び続けているものがあります。また、美しさに磨きがかかってきたもの、逆に枯れ部分が目立ってきたものがあり、北海道の気候に合わずに淘汰されていく予感もあります。
まだ2年目でははっきりしないでしょうが、せっかく全国にまたがったモニターですから地域による特徴が早く現れてくれるとより楽しいものになるかと思います。
育てている中で、個人的な好き嫌いが入れ替わった1年でもありました。(詳しくは下で)
特記したいのはコリンスゴールドの美しさ。個人HPで述べていますが春から夏にかけての葉の煌めきには感動させてもらいました。今年の1番の思い出はこれです。

2.気がついた点など(品種名、昨年の好み、今年の好み、感想)
ナナグラシリス ◎ ◎ 枯れる葉がなく丈夫。安定した成長
ゴールデンモップ ◎ ◎ モップを通り越したビッグサイズに成長。犬のよう
レッドスター △ ○ 地味だがトラブルなく大人しく存在
ゴールドライダー ◎ ○ 元気に見えるが枯葉もけっこうある
シルバーダスト ◎ ◎ 2回目の越冬も心配。でも美しい
ブルーアイス ◎ ◎ 活着したのかクネクネがなくなり、急にピンと立った
サルフレア ◎ ◎ 我が家の古株は枯れた。越冬が心配
ビャクシンオーレア ○ △ 1年目の夏に弱ったが今年は順調
エクスパンサーバリエガタ ◎ ◎ 着々と枝葉を伸ばしている。お気に入り
ビャクシンピラミダリス △ △ 年々弱っていく。今年は下部分が枯れ始めた
ロブスタグリーン △ ○ 伸びる方向が支離滅裂だが細さは貴重
ウィンターグリーン ○ ◎ 名のとおり寒い方が好きな様子。きれいな黄緑
センチネル ○ ◎ 狭い場所には向いている細さ。新芽がかわいい
ブルーパシフィック ○ ◎ なかなか綺麗な葉に驚いた。成長が早い
ライムグロー △ ○ やっと存在感が出てきた。木と思えないかわいらしさ
ウィルトニー ◎ ◎ もう少し青っぽくなって欲しいがこんなものか
マザーローデ ◎ ◎ 物に当たると避けるように枝が伸びて楽しい
ゴールデンソーサス △ ◎ 化けた!色が濃くなり形が整いすばらしい美しさ
ハイビャクシンナナ △ ◎ 相変わらず地味だが匍匐性が好きなので良い
ムーングロー △ △ めずらしい色だが目立たず残念
ウィチタブルー ○ ◎ 今年は虫害もなく水色はますます目立つ
ブルースター ◎ ◎ 水色が素敵。小さいが強烈なアクセントに
ゴールデンジョイ ◎ ○ 昨年と変わりなく、ただただ成長。元気
コニカ ◎ ◎ 新芽の頃の美しさは1番で感動する
デグルートスパイヤー ○ ○ 地味だがトラブルなく安定して成長中
エメラルド ○ ○ 完全な円錐には惚れ惚れする。明るい緑色
グロボーサオーレア ◎ ◎ 大きな球形が貴重。広い場所に植えてあげたかった
グリーンコーン △ △ 細い。道内では屋根より大きいものが至る所にあり恐い
マリソンサルファー ○ △ 薄いレモン色が目を引くが、ちょっと太すぎる
イエローリボン ○ ○ 細身で派手な黄色系ではお勧め
ラインゴールド ◎ △ 4週間降雨がなかった時に枯れかかった
コリンスゴールド ◎ ◎ 季節ごとの色の変化がすばらしい。お気に入り
イエデロ ○ ○ 和風でコニファーとは思えないが素敵

3.枯れた品種、弱った品種
枯れたものはありません。弱ったものはビャクシンピラミダリスです。越冬からしばらく回復せず、気がつけば下部分の葉が枯れてみすぼらしくなったまま冬を迎えました。成長もあまりせず、1年後にどうなっているのか心配です。



2007年度年度中間報告


2007/08

全体的な感想
植え付けから3年近くになり、今が1番、この小さなガーデンには似合っている大きさではないでしょうか。
将来を考えなければ、自分の理想どおりの庭となっています。
雨上がりの庭はコニファーの香りが漂い、心が洗われるようです。
真っ青な快晴の空のもとでも、黄色、黄緑、深 緑や水色等のコニファーが映えてまさに絵のような美しさ。
ただし、隣同士くっついているコニファーも増えてきて、手入れは必要不可欠な状況となっています。
今年はいろいろと忙しく、今までのようにこまめな手入れができませんでした。来年はしっかりとフォローをしていきたいと思います。
調子が悪いもの
2回目の越冬でしたが、案の定、シルバーダストが弱りました。白い葉の部分が茶色になりました。
特にひどかった上部は、昨年に続き再度切り取るしかありませんでした。形も整え、現在は小さなシルバーダストとして元気に育っています。
コニカの一部が色あせています。ハダニだったら大変だと思い、薬剤は2〜3回散布しました。
成長が速いもの
ほふく性コニファーを除き、植え付け時より背丈が2倍になったのがブルーアイスとコリンスゴールドです。
芯の立ったブルーアイスはまさに水を得た魚で、好きなように伸び伸びと育っています。
家庭菜園の奥なので毎日見るわけではありませんが、心配のないコニファーです。
コリンスゴールドは、樹形が乱れ始めているので剪定が必要な時期だと思われます。
小さな時にはこんなに大きくなるとは想像もつきませんでした。

今後の課題
1年後は混み合い過ぎる予想がありますので、春先から1本ずつ様子を見ながら剪定するつもりです。
またモニターが終了していますので、移植できそうなものだけチャレンジしてみます。
家庭菜園の面倒を見きれなくなっているので面積を減らして、土の処理を施した後にコニファーを移植するかも知れません。


最終報告


2007/11

1.モニターになって
@良かった点
・芝生中心の平坦な庭が立体的なコニファーガーデンに
この種類、本数が揃ったことにより大好きなコニファーを中心とした庭になったことに満足しています。家を新築する際に思い描いたのはまずは芝生でした。目隠しと軽いアクセント的な存在としてコニファーを植える予定ではありましたが、建物より土地にお金をかけたこともあり、素敵な庭を造ることが1番の目標でした。芝生は種から育てましたが、手入れに比例して美しくなる植物・・・大変でした。「来春はコニファーを増やそう」モニターに応募したきっかけとなりました。
・休日の癒し
雨上がりの庭はコニファーの香りでいっぱいです。庭の中で、家の中から、コニファーを眺めて感じて日頃の疲れを癒してもらいます。
・ホームページにチャレンジ
自分の庭が花工房のホームページに載った感動。もっと細かく、状況を提供できたらいいなと思い、まずは日記編(ブログ)を公開してみました。が、見てもらえているのかどんな感想なのか知りたくなり、正式にホームページを立ち上げてみました。当初はメールアドレスを載せたこともあり、掲示板への書き込みやメールを頂くようになり、コニファーを育てていく励みになりました。

A悪かった点
・将来は林?
冗談交じりに「山本さん家は林」と言われることがあります。確かに、ちょっと多すぎですね。うちの庭はもとは銀行の社宅跡で駐車場になっていたようでとても地面が固いです。30本のコニファーが一気に送られてくる・・・わかった時、50p以上掘り起こす時間はないと判断し、芝生を剥いで足りない深さは嵩上げすることにしたのです。もとからあるコニファーが徐々に枯れていっているので、全てが伸び続けることはないと思います。それでも本数が多すぎるなとは思います。

2.コニファーによる癒し
北海道の四季はとてもハッキリしていて、その中で生きるコニファー達も日々、色を変えていきます。モニター用コニファーの30数種類は、それぞれ個性を発揮しながらカンカン照りの日差しや風、寒さ、雪と戦い丈夫になっていきます。1回目の越冬で弱ったように見えた品種も、2回3回と重ねるうちに北海道の気候に自分を合わせるように、ゆっくりと美しさを保つ工夫をしているように見えます。そういう植物の強さを見ると、感動するし元気になります。
休日、庭に入りコニファーに触れるとほんのりとした香りが漂い、心の洗濯ができます。1年草の花殻摘みや野菜の収穫は好きではないのですが、コニファーの葉を手で摘むのは楽しいです。作業が終わって家に入っても、手からコニファーの香りが流れます。自然の芳香剤といったところでしょうか。

3.モニターになっての感想
年2回の報告でしたが、年3〜4回位でも良かったかなと思います。他のモニターの方の様子を知ることも楽しみであり、気候による違いを知ることはとても参考になりました。育て方や植え方のセンスなども拝見できて勉強になりました。
3年はあっという間でしたが、貴重な経験をさせていただいたと思います。自分のホームページに来られる方は大部分が花工房からのリンクだと思いますが、まれに違う方面から来られて「花工房のモニターの方だったのですね」という方も。コニファーで有名な花工房のサイトの一部に自分が繋がっていることは、これから何十年と庭の手入れを続けていく励みにもなるし、多少のプレッシャーも感じます。この後、花工房からの「まとめ」が載ると思いますがプロの視点でのチェックを楽しみにしております。

4.周りの反応等
「コニファーって何?」という方はまだ多いのではないかと思います。身内は私のコニファー好きを通して知ったようなものですが、未だに「(細身系)剪定したんだ」とか「(斑入り)葉が枯れている」とか「(匍匐性)つぶれてしまっている」とか慌てます。ある程度の知識がないと一般的な植物と比べて驚く事が多いのもコニファーの特徴かもしれません。近所ではコニファーのあるお宅が多いためか、「綺麗な庭ですね」とか「トマトが美味しそうね」とか「バラが好きなんですね」など普通の会話程度です。たぶん花工房のサイトも知らないと思います。コニファーに興味のない人は当たり前なのかも知れません。友人や同僚では多少、コニファー好きで通っているものですからホームページを見てくれたりコニファーの相談をされたり。年代的に家を持つ人が増える時期なので庭の話になった時、コニファーのことを話すと、「コニファー?」と訊かれることがあります。また、私のイメージからでしょうか「木が好きなんて信じられない」と言われることも・・・。コニファーの良さを知ってもらえたら嬉しいですね。

5.気になる点
・植え方
もう遅いかもしれません。この庭に30本のコニファーは多すぎました。時々モニターになったことを後悔してしまいます。せいぜいその半分だったなと。これでも植え付け当時はスカスカしていたのです。たった3年で太るのです。広葉樹に比べると日陰は気にならないかも知れませんが、密度が濃くなるとせっかくの1本1本の美しさが目立たなくなる感じがして憂鬱です。
・成長
家から車で5〜6分の所に、建売住宅が5軒ほど並んだ一角があります。今から10年前にできた家ですが1本ずつグリーンコーンが植えられています。時々通って様子を見ていますが、2階の屋根ほどの高さにまで成長しました。本当に大きな木という感じです。それを見るにつけ将来の我が家の庭を想像しては恐ろしくなります。

6.これから植える方へのアドバイス
最初から「枯らせない」と気張らないで、「失敗は成功のもと」という気持ちで好きなコニファーを植えていけば良いかと思います。花工房のサイトにもありますように、最後はご自分の好みで選ぶしかありません。
ただ、最初からくっついた状態で複数本を並べて植えたり、塀や建物にピッタリくっつけて植えたり、明らかに広葉樹の陰になる所に植えているお庭を見かけることも多く、「かわいそうなコニファー」だと感じてしまいます。また、美しい樹形を保つためにも剪定が必要な品種があり、本来円錐が美しいのに放任されて円柱になっているコニファーも見かけ、庭のイメージを台無しにしているお宅もあります。多少の手入れはした方がいいので、ゆっくりと少しずつ本数を増やすのも良いかと思います。
今考えていることは、コニファーは背の低いものを多めにすることで高性種の美しさや良さが目立ってくるのではないかと気づいた点です。もし3年前に戻れるのであれば、モニターには応募しないで、球型や匍匐性のものをたくさん植えて、高性種をぽつぽつと点在させるように植えると思います。コニファーの大好きな特徴である色の豊富さを生かして、黄色と緑、水色と黄色等、色の対比を十分楽しめるような植え方も楽しいと思います。

7.10年後の対処法
シルバーダストは調子が良くないので、最初は大きくなりそうだと危惧していたものの現在はその存在すらが危ぶまれています。なので、現在での10年後が心配な品種はブルーアイス、コリンスゴールド、マリソンサルファー、ウィンターグリーン等です。ブルーアイスはすでに家庭菜園方向へ植え替えていますので、大きくなってもスペースはあるかも知れません。問題はコニファー花壇の中にある品種です(参照:「やっぱりコニファー」Gardenページ)。このモニターが終了したら移植すると思います。花壇の中には半分位しか残さない予定ですが、花工房のサイトを見て移植可能なものに限られますから、頭を悩ませられ続ける問題です。移植不可能なものは細く剪定を繰り返すかも知れません。

8.3年間のサイズ表、枯れた品種
ここでは2005年春と2007年冬の数値を載せますが、詳細はhttp://www.geocities.jp/hanaconi2005/seityou.htmで。
品種・2005年5月・2007年11月・伸びたサイズcm(*頭頂枯れ)の順です。枯れた品種はありません
               2005年5月/2007年11月/3年間で伸びたサイズ
ナナグラシリス・・・・・・・・・・・・・23      45     22
ゴールデンモップ・・・・・・・・・・・・50      91     41
レッドスター・・・・・・・・・・・ ・・56      87     31
ゴールドライダー・・・・・・・・・・・118      230    112
シルバーダスト・・・・・・・・・・・・137      194     57*
ブルーアイス・・・・・・・・・・・・・117     238    121* 
サルフレア・・・・・・・・・・・ ・・・92      164     72
ビャクシンオウレア・・・・・・・・・・104     147     43
エクスパンサーバリエガータ   ・・・・29       92     63
ビャクシンピラミダリス・・・・・・・・・91     124     33
ロブスターグリーン・・・・・・・・・・・86      173     87
ウィンターグリーン・・・・・・・・・・118     188     70
センチネル・・・・・・・・・・ ・・・106     141     35
ブルーパシフィック ・・・・・・・・・・ 27     131    104
ライムグロー・・・・・・・・・・・・・・25       55     30
ウィルトニー・・・・・・・・・・・・・・40      124     84
マザーローデ・・・・・・・・・・・・・・60      121     61
ゴールデンソーサス   ・・・・・・・・・40     103     73
ハイビャクシンナナ ・・・・・・・・・ ・14      58     44
ムーングロー ・・・・・・・・・・・・140      187     47
ウィチタブルー・・・・・・・・・・・・132      168     36
ブルースター・・・・・・・・・・・・・・32       50     18
ゴールデンジョイ・・・・・・・・・・・40        77     37
コニカ・・・・・・・・・・・・・・・・93       128     35
デグルートスパイヤー  ・・・・・・・89      134     45
エメラルド・・・・・・・・・・・・・116       197     81
グロボーサオーレア ・・・・・・・・・54       84     30
グリーンコーン・・・・・・・・・・・150      281    131
マリソンサルファー・・・・・・・・・・92       160     68
イエローリボン・・・・・・・・・・・121      214     93
ラインゴールド・・・・・・・・・・・・25       45     20
コリンスゴールド・・・・・・・・・・100       206    106
イエデロ・・・・・・・・・・・・・・・39        76     37

9.当地に向かないと思われる品種
シルバーダスト
ビャクシンオウレア
ビャクシンピラミダリス
ムーングロー
ラインゴールド

10.その他
花工房のオジサン様を始め、ずっと見守りくださった花工房ファンの皆様、他のモニターの方々、3年間お世話になりました。大変貴重な経験をさせていただき、自分のためだけではなく他人のためにもコニファーを育て観察することができる機会を与えて下さって感謝しております。
一般の植物用書籍では全く参考にならない積雪寒冷地というハンディのあるこの北海道を代表してコニファーを育ててみるという、今考えるとモニターに応募したことすら図々しかった企画に参加し、3年間を無事に過ごすことができ、今、最後の報告を終えようとしているところです。
私の報告は比較的あっさりしたもので、物足りなく感じた方も多いかも知れません。ぶっつけ本番で文章を書き込む事がほとんどで、おかしな文面になっているものもあるかも知れません。ここまで耐えて下さったオジサン様、皆様、ありがとうございました。お元気で!!

ワンダ−ガ−デン 花工房
栃木県宇都宮市石那田町桑原1467-1
E-mail hana@hanacobo.com